インタビュー

太陽族



並みいる現代型パンク・バンドのなかでも、ひと際熱いモノを放っている太陽族。〈○○パンク〉とかなんとか、いろいろ騒がれているけど、そんなオトナたちの都合による雑多な括りもなんのその、彼らの快進撃は止まらないゾ!


 会ったこともない人の歌を聴いただけで、好きだとか嫌いだとか、○○系だとか誰の真似だとか、流行りだとかもう廃りだとか――リスナーとは勝手なものである。ついでに言えば、音楽ライターもそれに輪をかけて勝手なものである。勝手だからこそ、そこに現実がある、とかなんとかモゴモゴ言うわけだが、少なくとも〈アレは○○系だからなー〉とか、無神経な括り方はやめにしたいのだ。そういう言い方は、せっかく持ってる自分だけの目と耳と感性に対して失礼だと思うのだが、どうだろう?

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2003年05月01日 17:00

更新: 2003年05月29日 17:39

ソース: 『bounce』 242号(2003/4/25)

文/宮本 英夫