インタビュー

SMRYTRPSをもっと知るための近作4枚

SMRYTRPS 『Keep Condition EP』 nrecords(2003) 4曲入りのミニ・アルバム。ファンキーでドラマーなループに乗せて6人が次々マイクを回していく騒やかな表題曲で始まり、“Bring It On/Bring It Out”のライヴ音源まで、ラフでフリーでワサワサした彼らの魅力が横溢する。

Y.O.G. 『sessions』 nrecords(2004) Brave Race Nationの構成員でもあるY.O.G.の初アルバム。表題通りにほぼ全曲がセッションから成り立ち、サムライの面々やSONPUB、Azzuroが参加。鋭い抜き差しと苦みを併せ持ったラップがタイトなビート上で跳ね回る快作だ。

SUIKA 『HARVEST FOR THE STRIPES』 FLY N' SPIN(2004) タカツキがメンバーに名を列ねるラップ&ポエトリー・ユニットの初アルバム。独特のコントラストと柔和なニュアンスを帯びたサウンドが、文系なのに放埒なタカツキ独特のヴァイブを爽快に映し出している。

D.M.R. 『GUMBO』 Da.Me.Records(2004) ダースレイダーがロイ・ザ・ロワイヤル、メテオと組んだユニットの初アルバム。ユニットというか30人ものゲストが入り乱れるアメーバのような阿鼻叫喚作品だが、ガチッとしたメテオのラップにはひときわモテそうな凄味がある。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2004年09月24日 18:00

更新: 2004年09月24日 19:24

ソース: 『bounce』 257号(2004/8/25)

文/狛犬

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