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インタビュー

マイペースなエリックの歩み

ERIC BENET 『True To Myself』 Warner Bros.(1996) ソロ・デビュー作にして名盤。スピリチュアルな表題曲で幕を開け、ロジャー制作によるスライのカヴァーなど、いまだとヴァン・ハントにも通じる骨太な側面も聴かせる。西海岸っぽいベースのファンクなウネリが心地良い。

ERIC BENET 『A Day In The Life』 Warner Bros.(1999) TOTOのカヴァーとなる“Georgy Porgy”が大ヒットを記録し、フェイス・エヴァンスとのデュエットも披露するなど、現行シーンに則る作りが奏功した大ヒット作。ジェイムズ・ポイザー&ヴィクター・デュプレーも尽力。


THE BROTHERS 『Soundtrack』 Warner Bros.(2001) 豪華な顔ぶれのサントラ。エリックのお蔵入りアルバムから先行収録された最高のアーバン・ミッド“Love Don't Love Me”はここでしか聴けなくなってしまった。

RICKY LEE JONES 『The Evening Of My Best Day』 V2(2003) 冒頭の2曲、“Ugly Man”と“Second Chance”にコーラスで参加。意外にも思えるが、新作に至るエリックの志向を知るうえでの大きなヒントになる一枚。

GEORGE DUKE 『Duke』 BPM(2005) スティーヴィー・ワンダーのカヴァー“Superwoman”でヴォーカルを担当。主役はもちろんジョージの小粋なピアノになるけれど、エリックの洒脱で温かい歌い込みも絶品!


『グリッター~きらめきの向こうに』 ソニー・ピクチャーズ(2001) マライア・キャリーの怪演が光る彼女の初主演作。エリックはマライアを誘惑する売れっ子プロデューサーの役で出演(ヒゲが微妙……)。サントラでもマライアと“Want You”をデュエットしています。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年06月30日 15:00

更新: 2005年06月30日 20:19

ソース: 『bounce』 266号(2005/6/25)

文/出嶌 孝次

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