インタビュー

夏フェス感(?)に溢れた、ゴージャスでロッキンでアッパーなダンス・アクト

BODY ROCKERS 『Body Rockers』 Mercury(2005)
イビザでも大ウケらしいボディ・ロッカーズ初のアルバム。心地良いビートに、かっちょいいギター・リフとワイルドなヴォーカルで引っ張るスタイルは、なるほどライヴ映えしそうな熱さ! 夏フェスにも打ってつけの音だし、いまからでもいいから誰か呼んで!(青木)

FATBOY SLIM 『Palookaville』 Southern Fried/ソニー(2004)
最強のお祭りDJ! ロック好きも、ハウス好きも、〈ファットボーイ・スリムなんて知らない!〉なんて人も(そんな人いる?)、絶対に楽しませてくれる! そんなアッパーなヴァイブが詰まった最新アルバムが2枚組仕様の来日記念盤として再登場! 再チェック!(青木)

FAITHLESS 『Forever Faithless : The Greatest Hits』 Cheeky(2005)
ライヴ・アクトとしてのダイナミズムを武器に、作品以上にライヴを重視して、海外のビッグ・フェスを制圧してきたフェイスレス。その普通じゃない勢いはこのベスト盤で簡単にチェック可能。新曲“Reasons”も野外で聴きたいもんです。(高橋)

AUDIO BULLYS 『Ego War』 Source/Virgin(2003)
パンク、ハウス、ダブ、ガラージなど雑多な要素を詰め込んだスタイルが、本人たちの意思とは別に〈フーリガン・ハウス〉と呼ばれて話題になった彼ら。現在は久々のシングル“Shot You Down”が全英チャートを賑わせ、ニュー・アルバムの予定も! 早く聴きたいよー!(青木)

DAFT PUNK 『Human After All』 Virgin(2005)
フレンチ・タッチの波を乗り越えて、無邪気に電子と戯れるロボットたちの最新アルバム。エレクトロ・ビートの上でギターがギラギラ炸裂する“Robot Rock”はアンドロイド的ないかがわしさが最高。アイデア一発で作ったような飛び道具の数々はまさに大バコ向け。(高橋)

VITALIC 『OK Cowboy』 Different/PIAS(2005)
テクノやエレクトロクラッシュ系パーティーの定番としてヘヴィー・プレイされた“La Rock 01”。高らかに鳴り響く扇情的なシンセとタフなビートは、一気にフロアをレッドゾーンへ導く爆発力を秘めている。そんな彼に大舞台が似合わないはずはない!(青木)

MOBY 『Hotel』 Virgin(2005)
すっかりシンガー・ソングライター然としたモービーの最新作。朴訥とした情感を漂わせながらも、熱気をふわりと宙に舞い上げるようなソウルフルでアッパーな展開にはレイヴ畑の意地が滲む!? ニュー・オーダーとかと同じ意味でフェス系の親玉格だと言えるでしょう。(高橋)

FISCHERSPOONER 『Odyssey』 Virgin(2005)
このセカンド・アルバムが思ったより話題にならず……しかし、ここでもセンスの良いエレクトロ・ポップを披露しています。思わず口ずさみたくなるメロディーなんかもあったりして、歌って踊れるなんて最高じゃありません? 派手なステージも絶対フェス向き。(青木)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2005年07月14日 17:00

更新: 2005年07月28日 11:41

ソース: 『bounce』 266号(2005/6/25)

文/青木 正之、高橋 玲子

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