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インタビュー

沸騰直前のピアノ・エモ界を背負って立つ超重要盤をご紹介!

COPELAND 『In Motion』 Militia Group(2005)
留まることを知らない勢いで人気急上昇中! 先日の初来日公演も大盛況だった彼らのセカンド・アルバム。ピアノ云々の前に、幅広い楽曲を作ることのできるミュージシャンシップを評価すべし。OCEANLANEあたりのファンにもオススメ!

MAE 『The Everglow』 Tooth & Nail(2005)
清涼飲料水のようなキラキラ・サウンドで婦女子を中心に人気がウナギ昇り! ピアノとストリングスを導入した、あくまでもゴージャス&ドラマティックな楽曲には、否応なしに心が盛り上がってしまうこと必至。すでに2度の来日も経験済み。

THIS DAY AND AGE 『...Always Leave The Ground』 One Eleven(2005)
デビュー前からUSのダウンロード・サイトで常に上位にランクインしていた期待の新人。ヴォーカルの声がジョン・バンチ(センス・フィールド~ファーザー・シームズ・フォーエヴァー)にそっくりの正統派美メロ・バンド。

LUX COURAGEOUS 『Reasons That Keep The Ground Near』 Triple Crown(2005)
パンキッシュなエネルギーのなかにも、アーティスティックな知性を感じさせる弱冠ハタチのニューカマー。アコースティック・ギターとピアノが中心にも関わらず、湿気0%というのが衝撃的!

SOCRATIC 『Lunch For The Sky』 No Milk/Drive-Thru(2005)
サムシング・コーポレイト直系と言わんばかりに、ギターよりもピアノのメロディーを前面に押した彼らのデビュー作。まだ若いバンドだけに幼さを感じさせるが、〈ヘタウマ〉としか表現できないヴォーカルも妙に味があってクセになる。

WAKING ASHLAND 『Composure』 Tooth & Nail(2005)
このデビュー作から恐ろしいほどのクォリティーの高さを誇る彼ら。突出した個性よりも、ストレートに万人受けする楽曲で勝負しようとする姿勢が逆に潔い。完全に日本人好みの湿ったメロディーはあわやオフコースのギリギリ一歩手前。

STRAYLIGHT RUN 『Straylight Run』 Victory(2004)
日本での知名度は低いが、元テイキング・バック・サンデーの新バンドなだけにUSではデビュー前から大ブレイク。男女混合ヴォーカルと、スロウ・バラード~ディスコ・ポップ調の曲まで、とにかく楽曲の完成度の高さは唯一無二!

PARAMORE 『All We Know Is Falling』 Fueled By Ramen(2005)
アヴリルを超える逸材として注目を浴びる弱冠16歳のヘイリー・ウィリアムス率いる超大型新人。切々と歌い上げるメロディーラインと、パンク・ロック寄りのギター・サウンドが元気いっぱい。まるで青春映画のサントラのよう。

MONEEN 『Are We Really Happy With Who We Are Right Now』 Vagrant(2003)
アレクシスオンファイアとのスプリットも好評なカナダ出身の彼らは、変幻自在の楽曲と静と動のコントラストの美しさがウリ。いまやポップスの一旦を担うエモのなかでも、その源流と言えるポスト・ハードコア寄り。

MY AWESOME COMPILATION 『Actions』 Bravestar(2005)
世界的な盛り上がりを見せるエモ・シーンのなかで、ついにUKはレスターからもニュー・バンドが登場。甘いヴォーカルと重厚かつ繊細なギター・サウンド、そしてシンセサイザーが織り成す教科書どおりの王道エモ・バンド。

KOUFAX 『Social Life』 Heroes & Villains/Vagrant(2002)
ムーグ・シンセによるレトロでローファイ・ポップな感じが、今の時代では逆に新鮮味を感じさせる稀有な存在。元ゲット・アップ・キッズのローディーによるバンドだが、本家解散後には元メンバーも加入し、次作に大きな期待がかかっている。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年01月19日 13:00

更新: 2006年01月19日 17:00

ソース: 『bounce』 272号(2005/12/25)

文/菅原 亮

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