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インタビュー

将軍様のもとに集結した華麗で意外なアーティストたち

 「このアーティストたちを選んだ理由は凄くシンプルで、友達付き合いしている人、やっている音楽を俺が心から尊敬している人にだけ声を掛けた」──ベスト盤『Collected』(Virgin)をリリースしたばかりのマッシヴ・アタック、ジョアン・ジルベルトの娘であり、

『Bebel Gilberto』(Ziriguiboom/Crammed)を2004年にリリースしたベベウ・ジルベルト、『The Little Willies』(Blue Note)への参加も記憶に新しいノラ・ジョーンズなどは意外な人選だと思うと同時に、それらのアーティストが今作に違和感なく馴染んでいると感じることだろう。もっとも、あくまでも今作が将軍パットン様のアルバムだと言ったほうがイイのかもしれないが……。

 「みんなパーフェクトな仕事をしてくれたと思う」という今作は、データのやりとりで制作は進められ、ダン・ジ・オートメイター、ラーゼル、クール・キース、アンチコンからはオッド・ノスダム、ジェル、ドーズ・ワンといったアンダーグラウンド・ヒップホップ勢や、ニンジャ・チューンのアモン・トビン、キッド・コアラが参加。

そしてアルバムの最後には、『New Heavy』(Roir/BEAT)をリリースしたばかりのNYの3人組、ダブ・トリオが参加している。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年06月08日 17:00

更新: 2006年06月08日 20:02

ソース: 『bounce』 276号(2006/5/25)

文/池田 義昭

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