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インタビュー

往年のハード・ロック/ヘヴィメタル好きも泣いて喜ぶ激熱ニューカマーを紹介! その2

CRASHDIET 『Rest In Sleaze』 Universal Sweden(2005)

80年代のLAメタルを思わせるサウンドとルックスで、彗星の如くシーンに登場した4人組。しかしヴォーカルの急死によって、惜しくも解散を余儀なくされた。バッド・ボーイズの生き様を継承した〈悲しき伝説〉となったのである。

THE GLITTERATI 『The Glitterati』 Atlantic UK(2005)

ガンズ&ローゼズを手掛けたマイク・クリンクをプロデューサーに迎えてのデビュー作が話題となり、疾走感溢れるサウンドと奇抜なパフォーマンスで地元UKではロック野郎から絶大な支持を集める彼ら。新作が楽しみだ。

BULLET FOR MY VALENTINE 『The Poison』 Jive(2005)

2005年のヘヴィー・ロック・シーンにもっとも衝撃を与えたバンドといえば、やっぱりコイツらしかいない。スピード感と音の厚み、そしてメタリカからAC/DCファンまでをも巻き込むレンジの広さは新人バンドとは思えない貫禄だ。

DO ME BAD THINGS 『Yes!』 Must Destroy(2005)

総勢9人から成る一風変わったへんてこバンド。ハード・ロックを軸に、ニューウェイヴやゴスペル(!)の要素を呑み込んだ独特のサウンドは、インディー時代から活動を共にする兄貴分のダークネス譲り!? 新たなる激音に溺れなさい。

WIG WAM 『Wig Wamania』 Voices Of Wonder(2005)

飛ぶ鳥を落とす勢いでここ日本でもファンを増殖させている、ノルウェー出身の4人組。おバカなルックス(ジャケ参照)とは対照的に、サウンドは手抜き一切なしの超王道ハード・ポップ。お世辞抜きに素晴らしい作品だ。

HIM 『Dark Light』 Sire/Warner Bros.(2005)

地元フィンランドのみならずヨーロッパでのキャリアは長いが、2005年にようやく日本デビューを果たした彼ら。通称〈ラヴ・メタル〉と呼ばれる憂いのあるサウンドは、ブラック・サバスからの影響大。北欧特有の涼しくも熱い叙情派ロックが最高!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年07月13日 23:00

ソース: 『bounce』 277号(2006/6/25)

文/山口 コージー