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インタビュー

勢力を拡大するDTP軍団の現状、そして今後

 本文中にもあるように、リュダクリスのホームとなるディスタービング・ザ・ピース(以下DTP)。立ち上げ当初はリュダにI-20、ショウナ、リル・フェイト、ティティ・ボーイというメンツだったが、途中加入したチンギーの離脱以降はより結束を強め、マイペースに所属アーティストを増強。現在はリュダのレーベルという枠を超えて魅力的な顔ぶれが集う場となっている。きっかけはDTP初のR&Bアクト=ボビー・ヴァレンティノのデビュー・ヒットで、その勢いに乗ったレーベル・コンピ第2弾『Ludacris Presents Disturbing Tha Peace』では、女性シンガーのシェリーファや、ロック・バンドのレイジーアイらが新加入し、一度メジャーでブレイク済みのフィールド・モブも転入。今年に入って、そのフィールド・モブは『Light Poles And Pine Trees』を成功させ、古株のショウナも地元シカゴ色を強めたセカンド・アルバム『Block Music』を放ったばかり。リュダの『Release Therapy』以降は、シングル“Need A Boss”もヒット中のシャリーファがアルバム『Point Of No Return』を発表するし、その後にはボビーの2作目、プレイヤズ・サークルやスモール・ワールド、ブロリックDといったルーキーたちのデビューも控え……と、数珠繋ぎ的に支配力を広げていくDTPにはいっそうの注目が必要なのだ。
▼ディスタービング・ザ・ピースの近作を紹介。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2006年10月26日 21:00

更新: 2006年10月26日 21:37

ソース: 『bounce』 281号(2006/10/25)

文/狛犬

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