SOILのサウンドを構成するメンバー個々の音楽性を、社長みずから〈PIMPOINT〉で解説!!
丈青(ピアノ)
「彼は〈好きなアルバムはニューヨリカン・ソウルの『Nuyorican Soul』(MAW/Talkin' Loud)〉と答えるブラック・ミュージックの人。スティーヴィー・ワンダーとか、ロイ・エアーズから〈ジャズもイイよね〉ってなったみたい」。
秋田ゴールドマン(ベース)
「ベースを始めたきっかけは、ヒップホップでサンプリングされたウッドベースの音、ということで、彼のお気に入りはサイプレス・ヒルの『III(Temples Of Boom)』(Ruffhouse/columbia)。あとはコモンも好きなんだって」。
タブゾンビ(トランペット)
「〈人生の一枚は?〉と訊かれたらブルータル・トゥルースの『Need To Control』(Earache)と答えるくらい、大のデス・メタル好き。もともとメタルのバンドでヴォーカルやってたしね。本人いわくヴォー〈キル〉だけど(笑)」。
元晴(サックス)
「とにかくJ-Popが大好きで、カラオケ文化で育った人だから、何か1曲挙げるとすればZIGGYの“GLORIA”になる(ジャケはベスト盤『GOLDEN BEST』〈徳間ジャパン〉)。確かにメンバー全員がカラオケで歌える曲はコレだな」。
みどりん(ドラムス)
「何か一枚挙げるとなるとプログレで、キング・クリムゾンでも〈太陽と戦慄〉こと『Larks' Tongues In Aspic』(Discipline)が好きらしい。SOILの曲でも混沌とした展開になると、彼のプログレ好きな顔が随所に出てくるよね(笑)」。
社長
「最後にオレはサンプリング音楽を聴いて育ったクチ。United Future Organization(ジャケはベスト盤『Now And Then』〈Brownswood〉)でも、90年代前半の作品からの影響がSOILのサウンドに持ち込まれていると思うよ」。