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インタビュー

世界に誇れる日本のエモ/スクリーモ・バンドをご紹介!

 ここではLOCAL SOUND STYLE同様、海外のバンドと肩を並べられる日本のエモ・バンドたちを紹介しよう。世界に通じるバンドと言ってまず思い浮かぶのが、OCEANLANEとENVYだ。完璧な発音の英詞ヴォーカルと叙情的な美メロでエモ・ファンの心を鷲掴みにする前者と、静と動のダイナミズムが圧巻の激情サウンドを鳴らす後者。タイプは正反対だが、この2バンドは日本が誇る宝と言って良いだろう。そして、OCEANLANEに続く存在と囁かれているSTARBOARD、海外でも活躍するヴェテランのnature living、後期ゲット・アップ・キッズやラスト・デイズ・オブ・エイプリルに通じるインディー・ロック・サウンドで人気のCOMEBACK MY DAUGHTERSなどは、洋楽エモ・ファンにも強くアピールできる音を鳴らし、実際に高い支持を得ている。また、メロディック・パンクとメタリック・ハードコアをブレンドしたFACTも、海外のスクリーモ勢と比べて何ら引けを取らないし、洗練されたメロディーとハイトーン・ヴォーカルが気持ち良すぎるSTACK 44、高速メタル・リフと激情スクリームを轟かせるwater weedなども今後が期待できるバンドだ。〈purevolume.com〉や〈myspace.com〉などのウェブサイトによって音楽に国境がなくなりつつある現在、これらのバンドは世界を舞台にさらなる飛躍を約束してくれることだろう。
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カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年04月05日 18:00

更新: 2007年04月05日 18:06

ソース: 『bounce』 285号(2007/3/25)

文/粟野 竜二

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