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インタビュー

デジタリズムを見い出した目利き集団、キツネにつままれろ!

1. 『Kitsune Love』 Kitsune(2002)
レーベル初のCDとなる愛コンピ。ファンタスティック・プラスチック・マシーン“Why Not(Dub)”をはじめ、プレイグループやトッド・エドワーズ、DJグレゴリーなど、比較的ハウス寄りの楽曲をライセンスしています。

2. 『Kitsune Midnight』 Kitsune(2004)
マン・ウィズ・ギター(スチュアート・プライス!)をはじめ、コスモ・ヴィッテリやブラック・ストロボなど、フレンチ+エレクトロ+エロ指数が上昇した妖しい深夜コンピ。ゾンガミンやフリーフォーム・ファイヴも抜擢。

3. HOT CHIP 『Coming On Strong』 Kitsune(2005)
前年に英モシ・モシから出ていた彼らのファースト・アルバムを、あんまり良くないジャケに差し替えてライセンス・リリース。彼らはこの後もキツネ産コンピに“No More Master”などを提供している。

4. 『Kitsune X』 Kitsune(2005)
大御所のジョアキムやヴォルガ・セレクトもいるが、表題どおりに未知の才能を集めた(?)コンピ。後にマイロのリミックスで名を上げるポピュラー・コンピューターや、いま人気のマンヘッド、そしてシミアン・モバイル・ディスコの初登場にXジャンプ! 感じてみろ!!

5. 『KITSUNE FUR』 FEARLESS/ソニー(2005)
早耳の大沢伸一がシングルやコンピ収録曲からチョイスしたキツネ選集。デジタリズムの“Idealistic”をいち早く収めたほか、マン・ウィズ・ギター×MONDO GROSSOの合体曲もカッコいい。

6. 『Kitsune Maison Compilation』 Kitsune(2005)
デジタリズム“Zdarlight”を収めたメゾン・シリーズ第1弾で、キッチュ&ロッキン路線が加速。アーキテクチャー・イン・ヘルシンキやオー・ルヴォワール・シモーヌなどなぜかモシ・モシ連中が多い。

7. 『Kitsune Maison Compilation Volume 2』 Kitsune(2006)
ド頭からウルフマザーの“Woman(MSTRKRFT Remix)”とブロック・パーティーの“Banquet(Boys Noize Vox Mix)”が突き抜け、他にもSMDやフォックスン・ウルフを収録するなどロック層へのアピールも怠りナシ。デジタリズムも“Jupiter Room(Martian Assault Edit)”を提供。

8. 『Kitsune Maison Compilation Volume 3』  Kitsune(2006)
完全にターゲットを絞ったのか、家賃収入でウハウハの第3弾。クラクソンズ“Gravity's Rainbow(Van She Remix)”やゴシップ“Standing In The Way Of Control(Soulwax Nite Version)”など豪華なリミックスが光る。まもなく〈4〉も到着!

9. 『Shinichi Osawa & Kitsune presents KITSUNE UDON』 avex trax(2007)
キツネと大沢伸一が1枚ずつ手掛けた、コシのある2枚組ミックスCD。キツネ盤ではクラクソンズ“Atlantis To Interzone”のデジタリズム・リミックスが聴けます!

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年05月17日 20:00

ソース: 『bounce』 286号(2007/4/25)

文/出嶌 孝次

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