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インタビュー

あらゆるシーンからオーダー殺到! 象男は客演アクトとしても引っ張りダコだゾウ!! その2

ALLURE 『Chapter III』 Truwarrior/Lightyear(2004) 90年代に活躍した女子グループが再起を図った意欲作で、象男の叫びがグイグイ引っ張るダンスホール・チューン“Uh-Oh”を収録。レゲエの血を導入するR&B作品が増加傾向にあった時期ならではの逸曲!(出嶌)

PITBULL 『Money Is Still A Major Issue』 TVT(2005) ピットブル絡みの曲を集めた変則盤。象男がマイクを握るのは、ブル男とダディ・ヤンキーが馳せ参じた自身の“Rah Rah”、ブルと象を加えたイン・ヤン・トゥインズ“Shake(Remix)”の2曲。組み合わせがすべて……というか、プロレス的な暑苦しいノリが最高!(出嶌)

WILL SMITH 『Lost And Found』 Overbrook/Interscope(2005) どういう縁かわからないけど、R&Bヴァージョンも収録された“Switch”のレゲエ・ヴァージョンに登場。ほとんどエリーに主役を譲ってる感すらあるが、スターもたまには脇役をやりたいのか。 (出嶌)

R. KELLY 『TP.3 Reloaded』 Jive(2005) パーティー好きなRさんがアルバムに象男を招くのはごく自然な流れだと思うけど……それにしても“Reggae Bump Bump”とは直球な! シーンを代表するエロ男2人が腰をバンバン突き上げた卑猥な一曲で、ハンドクラップなどを取り入れた派手なアレンジも楽しすぎです!(山西)

RIHANNA 『Music Of The Sun』 SRP/Def Jam(2005)『Let's Get Physical』にも駆けつけた彼女とは、“Pon De Replay”のリミックス(本作のボートラに収録)で初合体。カリブ海域で育っただけに象への対応も実にスマートで、原曲よりもビートを立たせたトラックも相まってリアーナの評判を高めた話題曲だ。(山西)

SUMMET 『Agony』 EN-JOINT(2005) 美人が相手となれば俄然張り切るエリーは、インド系カナダ人のレゲエ・シンガーとイケイケなタイトル・トラックでナイスなカラミを披露。同曲はUSでもヒットし、彼女は晴れてスターの仲間入り!(山西)

MARK MORRISON 『Innocent Man』 Mona(2006) UK随一のガチなチンピラ・シンガーが前年のアルバムにいくつか新曲を加えて出し直したブツで、そのうちの“Lately”に象男が登場。マッシヴな声同士のカラミだけあって、予想以上に好相性な共演劇であります。 (出嶌)

TEDDY BEARS 『Soft Machine』 Big Beat/Atlantic(2007) これは珍しい! スウェーデンから飛び出した新人ロック・バンドとのコラボです。音自体はエレクトロなビートを採り入れたイマドキのギター・ロックなんですが……ともあれ、すべて自分の土俵に持ち込む象男はここでも横綱相撲をやってのけています。(山西)

CARL HENRY 『I Wish』 CeSoul/Universal(2007) もともとR&B作品をリリースしていたカール・ヘンリーですが、本作から完全にレゲエ・モードへとシフト。その決意表明とも取れる“One Night Stand”では、エリーのみならずセシル+レッド・フォックスを迎えて話題となりました!(山西)

PASSENGER 7 『1st Generation』 Taxi(2007) モーツァルト〈交響曲第40番〉のメロディーを引用したダンスホール曲“Follow Me”でド頭から登場。ムダに荘厳でちょっぴり不気味なリディムとエゲツないエリーの歌い口がこれ以上ないほどハマッていて、完全に主役を喰ってます。(山西)

TIPPA IRIE 『Talk The Truth!』 Lockdown(2007) UKを代表するレゲエDJが、チャーリー・ツナやフランキー・ポールなどをゲストに迎えて放った気合いの新作。エリーは、女性シンガーによるフックが効いたメロウ・チューン“Peace”にて参加。(山西)

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年08月09日 17:00

更新: 2007年08月09日 18:30

ソース: 『bounce』 289号(2007/7/25)

文/出嶌 孝次、山西 絵美

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