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インタビュー

かけがえのない仲間であり、最大のライヴァルでもあるRACY BULLETの面々についてKEN-Uが語る!

●RACY BULLET:浅草から飛び出し、いまや全国区にその名を轟かせるサウンド・クルー。現在は14人で構成。9月12日にはミックスCD『RACY BULLET presents JAPANESE DANCEHALL BULLET BULLET MIX2』(POSITIVE)をリリース。「もともとはヒップホップのクルーだったんです。みんなは中学の時からいっしょに遊んだりしてて、その後、俺も合流して遊ぶようになって、もう10年以上になります」。

●PARTY HARD TUESDAY:毎週火曜日に東京・UNITYで行われているRACY主催のレギュラー・パーティー。KEN-Uも時間が許す限りライヴを行っている。「ホームというか、帰る場所というか。やっぱりキープするってことをいちばんに考えている。あと平日を盛り上げたいっていう気持ちがあるので、(動員が増えても)週末に移動させるってことはしたくないですね」。

●ENT DEAL LEAGUE:KEN-U、MICKY RICH、DOMINO-KATから成る3人組。もともとはRACYから派生したラバダブ・セット時のユニットだったが、次第にこの3人だけでステージに立つようになる。話題が話題を呼んで、昨年には初アルバム『DOWN TOWN MOVEMENT』(RHYTHM OF DA SEASONS/KSR)を発表。なお、『NEXT CRUISING』唯一のゲスト・アーティストがENTの2人でもある。「基本的には個々の活動がベースになってて、それをみんなで持ち寄る感じ。あくまで〈リーグ〉なんで、いまは3人ですけど、今後はどんどん増えていくかも」。

●MICKY RICH:どんなオケでも乗りこなすスキルフルなシングジェイ。先頃リリースされたばかりの初ソロ・アルバム『GOOD MORNIG』(RHYTHM OF DA SEASONS/KSR)も要チェック! 「MICKYはフリースタイラー。すごく器用なタイプのアーティストだと思います。現場を掴むのがとにかく巧いんですよ」。

●MA$AMATIXXX:RACYのセレクター/リディムメイカー。HASE-Tと組んだプロデュース・ユニット、GIFTED CHILDSとしても活動し、今年6月にアルバム『1st FOOD』(コロムビア)をリリース。もちろん『NEXT CRUISING』にもトラックを提供している。「ジャマイカの動きとかをちゃんとわかってるからだと思うんですけど、彼の作る音はもっともイマっぽいというか。いつも刺激を受けています」。

●DOMINO-KAT:RACY最年少のDJ。「DOMINOは勢いがいいんだけど、勢いだけじゃなくて、とにかく凄いDJ。これはもう生で観てもらうのがいちばん。そのうち録音物とか増えてきたらまとめて真空パックするんで、期待しててください」。

●RHYTHM OF DA SEASONS:MA$AMATIXXXが中心となって運営している自主レーベル。現在はENT関連作品のほかにも、2ウェイ・コンピ『2HITS!!』(RHYTHM OF DA SEASONS/KSR)などを発表している。

●CORNER:RACYが発行するフリー・マガジン。音楽情報はもちろん、スニーカーやケータイ、車などについてのコラムも大充実!


●BREDREN:KEN-Uを支える同志。「RACY周辺の人たちは近い存在だし、仲間だから、ある意味ではなあなあになってしまうっていうデメリットもあるかもしれない。でも、音楽というものに携わって生きていくんだったら、〈何を表現したいのか〉を自分自身で追求していかなきゃいけないし、それをみんなで持ち寄って、お互いを刺激し合えればいいなと思ってます」。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2007年08月30日 11:00

更新: 2007年08月30日 17:29

ソース: 『bounce』 290号(2007/8/25)

文/山西 絵美

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