CDでチェックできるカルヴィンのお仕事をプレイバック!
CALVIN HARRIS
『I Created Disco』 Fly Eye/Columbia(2007)
アミガ(80年代のPC)などチープな制作環境から作り出したファースト・アルバム。言わずと知れたデビュー曲“Acceptable In The 80s”や全英3位まで上昇した“The Girls”など、どの曲にも独特の安っぽい味わいがあって、新作よりもこっちの音が好き!という人もいそう?
KYLIE MINOGUE
『X』 Parlophone(2007)
カルヴィンを大抜擢したカイリーの復帰作。全英TOP10入りを果たしたしなやかなエレ・ディスコの“In My Arms”、どこかネプチューンズ風なシンセ・ファンク“Heart Beat Rock”と、従来のカイリーらしさを活かしながら、足回りをモダンに更新する仕事ぶりは高い評価を得た。
CSS
『Cansei De Ser Sexy Deluxe Edition』 KSR(2007)
ディプロやSMDらがこぞってリミックスした“Let's Make Love And Listen To Death From Above”だが、電子感を後退させてグルーヴィーなベースラインを加えたカルヴィンの手捌きもこの豪華盤でチェックを!
THE MITCHELL BROTHERS
『Dressed For The Occasion』 The Beats(2007)
ストリーツが送り出したMCコンビの作品で、その名も“Michael Jackson”をカルヴィンがプロデュース。〈もしMJみたいに踊れたら……〉というユーモラスなラップを性急なビートで躍らせている。
GROOVE ARMADA
『Soundboy Rock』 Columbia/BMG JAPAN(2007)
カルヴィンの“The Girls”をリミックスしていた大物ユニットで、カラフルな雑食性には共通点もあるか。カルヴィンがお返しした“Get Down”のリミックスは、日本盤にのみ収録!
CUT COPY
『In Ghost Colours』 Modular/ユニバーサル(2008)
カルヴィンによる“Hearts On Fire”のリミックスは、これまた日本盤のみのボーナス収録。ニュー・オーダー風の暗い煌めきを湛えた原曲を90年代っぽい下世話なビコビコのビートでディープに装飾している。
MADEMOISELLE YULIA
『Neon Spread 2』 EMI Music Japan(2009)
昨年のミックスCD第1弾でもカルヴィンの“The Girls”を大団円にブチ込んでいたYULIA。このたび登場の第2弾でも、火に油を注ぐのはケイティ・ペリーの“Waking Up In Vegas(Calvin Harris Remix)”!