インタビュー

ハナレグミのアルバムや近年の参加作品...and more!を紹介――(2)



 

AFRA『Heart Beat』 rhythm zone (2009)

『あいのわ』収録の“Peace Tree”で抜群の相性を見せた、永積&BOSE(スチャダラパー)と彼のビートボックス。これに引き続き、同年リリースの本作では“木漏れ日の中の21世紀”に同じメンツが集結。再共演を果たしている。

フィッシュマンズ『Neo Yankees' Holiday』ポニーキャニオン (1993)

永積が大きな影響を受けたと公言するバンドのひとつ。2005年の〈RISING SUN〉での復活ライヴを皮切りに、今年行われた野音でのステージにもヴォーカル参加している。なかでもよく彼がマイクを取るのは本作収録の“いかれたBaby”で、弾き語りソロでもたびたびカヴァー。

児玉奈央『SPARK』 FlyingStar (2010)

YoLeYoLeの活動休止を受け、現在はソロで活躍中のシンガーによる2作目。彼女の歌声にフィットする柔らかな質感が心地良い表題曲は、母校(自由の森学園)の先輩でもある永積の書き下ろし。ちなみに、本作に参加している野村卓史と伊藤大地も同校の出身だ。

VARIOUS ARTISTS『Re:TTLE CREATURES』 Labels UNITED/CHORDIARY/スピードスター (2011)

『日々のあわ』に鈴木正人がプロデュースで参加したのをはじめ、何かと縁深いクリーチャーズ。そんな彼らの20周年記念トリビュート盤では、“Walking Round In Circles”をカヴァー。リズムボックスとブルースハープを際立たせ、エキゾティックに調理している。

レキシ『レキツ』 cutting edge (2011)

SUPER BUTTER DOGで活動を共にした盟友・池田貴史のソロ・プロジェクト。そもそも〈日本史meetsファンク〉というコンセプトを薦めたのが永積だったとか。録音/制作への関与は公にされていないが、初作同様この2作目でも〈シャカッチ〉というハナレ目の忍者が暗躍している。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2011年09月29日 20:19

更新: 2011年09月29日 20:19

ソース: bounce 336号 (2011年9月25日発行号)

文/宮内 健

記事ナビ