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インタビュー

カジヒデキから広がる人々と音楽

 

1. Czecho No Republic 『DINOSAUR』 mini muff(2012)

いまのUSインディーとも90~2000s初頭のアセンズ周辺とも繋がりそうな、とびきりラヴリーなギター・ポップを鳴らす4人組。煌めくサウンドのなかにパンキッシュな熱が仄かに感じられる点も、カジと通じる。

 

2. SISTER JET 『YOUNG BLUE』 felicity(2012)

カジが今回独立するまでレーベルメイトだった彼らは、まさに〈ヤング・アット・ハート〉精神の後継者。新作は若さの、そして生きるうえで避けられないメランコリアの象徴としての〈ブルー〉が交錯するロック・アルバム。

 

3. ヒダカトオルとフェッドミュージック 『REPLICA』 KISS FACTORY(2012)

カジとはTV MURDERSで活動を共にするヒダカと、カジのライヴ・サポートを務めるFed MUSICがカジリディムを参考に(!?)結成したユニットの初作。ネタ感満載のAORが素敵すぎる!

 

4. Turntable Films 『Yellow Yesterday』 SECOND ROYAL(2012)

BLUE BOYS CLUBとの共同イヴェントを開催するなど、カジとは縁の深いSECOND ROYAL。その最新リリースは、90sのUSギター・ポップ的な表情もチラリと垣間見えるオルタナ・カントリー盤!

 

5. 野宮真貴 『30』 ソニー(2012)

渋谷系を代表するミューズのセルフ・カヴァー集で、カジは“メッセージ・ソング”をプロデュース。打ち込みでよりビートを立たせつつ、トランペットやシンセで華やかさもプラスした、2012年式のネオアコ版に仕上がっている。

 

6. Milky Bunny 『Milky Bunny』 ポニーキャニオン(2012)

益若つばさのソロ・プロジェクトでは、デビュー曲と“PARADISE CALLING”に関与。キュートでカラフルな詞/音世界を特徴とするカジは、ガール・ポップとの相性が抜群。過去にはバニラビーンズとのコラボも!

 

7. PLASTICZOOMS 『STARBOW』 felicity(2012)

デビュー前はゴス/ポジティヴ・パンク・シーンに身を置いていたカジ。その経験を活かして(?)プロデュースに携わったのがPLASTICZOOMSの初作だ。カジのファンには、よりポップに開かれたこの2作目がオススメ。

 

8. LOVE AND HATES 『L.A.H.』 WHITE LILY(2011)

脱力ガールズ・デュオの初作に、AFRAやLUVRAW & BTBと共に招かれたカジ。ウミリアーニのカヴァー“Mahna Mahna”では、往時の渋谷系を彷彿とさせる(?)摩訶不思議なモンド感を体現している。

 

9. MAGIC PARTY 『2対5』 ポニーキャニオン(2011)

新鋭男女デュオのコラボ・ミニ・アルバムは、言わば渋谷系の新世代解釈盤。なかでもカジ製の“CHEEK & WINK”は、ピチカート・ファイヴ×マッドチェスターの如き、ソウル・テイストをまぶしたダンス・チューン。

 

10. HARVARD 『HAHVAHD』 AWDR/LR2(2011)

“Clean & Dirty”が映画主題歌となり、韓国で大人気の彼らが4年ぶりに復活(カジはすかさず主催イヴェントに招聘)。PEPPERTONESをはじめ、2000年前後の渋谷的趣向はいま、かの地で脈々と受け継がれている。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2012年05月16日 17:59

更新: 2012年05月16日 17:59

ソース: bounce 344号(2012年5月25日発行)

ディスクガイド/土田真弓

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