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インタビュー

あっと驚く未来はどこからやってくる?

 

AKLOが最初のミックステープを発表したのは2009年の11月だが、およそ1か月後の年末にはSIMI LABが脚光を浴びる契機となった“WALKMAN”をYouTubeに発表している。よく考えるとその半年ほど前にはSEEDAとGUINESSのネットを介した応酬があったわけだし、オンラインのダイナミズムが現実の動きを明快に牽引するようになった時期だと言えるのかもしれない。それがひとつの極みに達したのはSALUやGOKU GREEN、LBとOtowa〜RANLが台頭し、Cherry BrownやKLOOZが完全に〈待たれている〉状態として認知された2011年。「次の年が大きな年になるってわかってた」という本文冒頭の発言はそういうことだ。

てなわけで、AKLOも収録曲の“DAY OFF”で提起しているように、シーンの流れが気になる人ならもうオフラインで過ごすことなどできないのでは……。

 

▼関連盤を紹介。

左から、SIMI LABの2011年作『Page 1: ANATOMY OF INSANE』(SUMMIT)、SALUの2012年作『In My Shoes』(One Year War/Manhattan/LEXINGTON)、GOKU GREENの2012年作『HIGH SCHOOL』(BLACK SWAN)、LBとOtowaのニュー・アルバム『インターネット ラブ』(POPGROUP)、ERAのニュー・アルバム『JEWELS DELUXE』(rev3.11)

 

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2012年08月29日 17:59

更新: 2012年08月29日 17:59

ソース: bounce 347号(2012年8月25日発行)

文/狛犬

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