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インタビュー

『Radioidiot』と繋がるディスクガイド



TONY ALLEN 『Secret Agent』 World Circuit(2009)

近年はデーモン・アルバーンとのザ・グッド・ザ・バッド・アンド・ザ・クイーンやロケットジュース・アンド・ザ・ムーンでも活動するトニー。「懐が広くて、安心して音楽に没頭できる」(IZPON)という彼の名リーダーぶりはこの傑作ソロ・アルバムでも確認可能だ。

 

ハナレグミ 『だれそかれそ』 スピードスター(2013)

もともとトニーの大ファンだったというハナレグミ。「〈トニー・アレンが来るんだけど、いっしょにやる?〉って訊いたら、〈そんなことありえるの!?〉ってすぐにOKをもらって」(南條)というから、彼にとっても念願の共演だった模様。

 

FELA KUTI 『Zombie』 Celluloid/Knitting Factory(1977)

ナイジェリア当局と戦い続けたフェラ・クティの70年代。その頂点の瞬間を刻み込んだ歴史的傑作。軍隊をゾンビに例えた表題曲はアフロビートの象徴とも言える一曲で、ナイル・ロジャース&ロイ・ハーグローヴなど無数のカヴァーが存在する。

 

NAOITO 『雑食familia』 felicity(2010)

今回カヴァーされた“ZIMBOO ZIN”のNAOITOヴァージョンはこちらに収録。スケールの大きなアフロックスのヴァージョンに比べ、こちらはスティールパンが切ない音色を奏でるアコースティック仕上げ。そんなサウンドに繊細な主役の歌声が実によく映える。

カテゴリ : インタビューファイル

掲載: 2013年08月27日 19:30

更新: 2013年08月27日 19:30

ソース: bounce 358号(2013年8月25日発行)

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