world's end girlfriendが新レーベル設立&ニュー・アルバムを発表
音楽家のKatsuhiko Maedaを中心とするプロジェクト=world's end girlfriendが、新レーベルのVirgin Babylonを設立。その第1弾作品としてニュー・アルバム『SEVEN IDIOTS』を9月14日にリリースすることが決定した。
昨年に映画「空気人形」のサウンドトラックを発表したものの、オリジナル・アルバムとしては『Hurtbreak Wonderland』以来、実に3年半ぶりとなる今回の作品。まずAメロ/Bメロ/サビという一般的なスタイルの歌もの曲を制作し、その後にヴォーカル・パートを消去して残りのトラックを徹底的に破壊、構築、交配するという、アヴァンギャルドな作曲方法が取られたとのこと。ストリングスやサックス、ギターの音色と緻密にプログラミングされた打ち込みが渾然一体となって鳴り響く、全13曲77分収録の異形かつ壮大なポップ・ミュージック集に仕上がっている模様だ。トラックリストは以下の通り。
なお、同レーベルにはworld's end girlfriend以外にも、matryoshka、about tess、夢中夢、Ryoma Maeda(aka milch of source)といった個性豊かなアーティストが所属。今後それぞれの新作も予定されているので、こちらの続報にも注目しておこう。
〈world's end girlfriend 『SEVEN IDIOTS』収録曲〉
1. The Divine Comedy Reverse
2. Les Enfants du Paradis
3. TEEN AGE ZIGGY
4. DECALOGUE minus 8
5. ULYSSES GAZER
6. Helter Skelter Cha-Cha-Cha
7. GALAXY KID 666
8. Bohemian Purgatory Part.1
9. Bohemian Purgatory Part.2
10. Bohemian Purgatory Part.3
11. Der Spiegel im Spiegel im Spiegel
12. The Offering Inferno
13. unfinished finale shed