どうも、bounce編集部の加藤です。突然ですが、今日からこのコーナーに参戦することになりましたのでよろしくお願いします! 何かおもしろいことがあったらご報告がてらこちらに記したいと思います。
さて、この間の土曜日、ワタシの青春の1ページであるSCAFULL KINGのライヴに新木場STUDIO COASTへ行ってきちゃいました! 今回は1回限りのステージなんだそうです。毎度アザだらけになるのはもちろんですが、上から降ってきた人に踵落としをお見舞いされて頭のなかに花火が上がったり、圧死しそうになったり、マナーの悪い客に対してステージ上でキレる田上さんを見てこういう感じ→ｺｴｰ((((；ﾟДﾟ)))ｶﾞｸｶﾞｸｶﾞｸﾌﾞﾙﾌﾞﾙﾌﾞﾙ になったり、スキャフルのライヴを優先したことにキレられて○○に○○されてこういう感じ→( ；´Д｀)ﾋｨｨｨｨｨｨｰ になったり――というのはすべて96年～2000年くらいの間の話ですけど、そんな甘酸っぱい思ひ出もあり、やはり感慨深いのであります。
初っ端はメンバー主演&カジヒデキ氏らも友情出演というガチ演技のショート・ムーヴィー（監督はRUDE BONES&俳優の大川裕明氏!）。それが終わると『SCANDAL』（2000年）の冒頭“SAVE YOU LOVE”で本編スタート! やっぱりリアルタイム経験者っぽい妙齢の男女がやはり多い感じだし、10年（以上）前のヤンチャ感はもうないかもな～とか思ってましたが、フロアの空気&オーディエンスのノリ&やってることは全然変わっていない!っていう笑える状況。平均年齢は40歳近いというメンバーのやってることも全然変わらない! ガーサス! ダイヴァーも多数だし、モッシュピットもそこらじゅうにできておりました。
その一方、当時はチビッコのくせに前方で死にかけながら（大げさではなかったと思われる）キャンキャンしてたような私が、いま2Fでスカして観ているというのはどういうことじゃ!と心のなかで自分を責め……よし! 行ったる!と決意したものの、いま10cm近いヒールの靴を履いているというそもそもあり得ない身なりだったために自粛。なんやかんや、あたいがいちばん変わっちまったよ……と自己嫌悪（泣）。
まあそんな葛藤はいいんです。“NEEDLESS MATTERS”も“BRIGHTEN UP”も“SIMPLE ANGER”も“NO TIME”も“WHISTLE”も……とにかくCDが擦り切れるんじゃないかというほど毎日聴いたウキウキなナンバーがーーーー!!と天にも昇るような気分でございました。そして“We Are The World”やアンコール最後の鉄板“IRISH FARM”ではやはり感極まってしまい（涙）。
MC中のメンバーによる質問大会によると今回初めてライヴを観た人もチラホラいたみたいで、それはとてもナイスなタイミングだったんじゃないかと。2007年の結成10周年での復活タイミングでは、〈フジロック〉でのステージしか観られなかったけれど、間違いなくその時よりも感動的なライヴだったし、やっぱり最高なバンドだということを再確認したほど素晴らしいものでした。だからこそもっと初めてな人がいても良かったかな。1回きりの復活ライヴというレアさもイイし、懐かしいな嬉しいなっていう気分もイイけど、もっとこのヤバさを知らない人に知らせたかったな～と、いまこういったことを伝える仕事をしている立場の私としては思ったわけです。大人になったな（照）。
またこんな機会があることを願って……以下、途中メモるのを忘れて夢中で観てしまい、後から猛烈に思い出そうと努力しつつやっぱり無理だったと思われるセットリスト。抜けもあるでしょうし順番も怪しいですが、でもきっとこんな感じですスミマセン!
ていうか、いきなり思い余ってライヴレポみたいになっちゃったな。＊加藤
SCAFULL KING 〈A ONE TIME ONLY SHOW!〉 @ 新木場・STUDIO COAST 2011年6月25日（土） 大体こんな感じのセットリスト
・SAVE YOU LOVE
・WITHOUT YOU
・THE SOUND WAVE
・SHAPE & TIME
・NEEDLESS MATTERS
・COSTELLO
・BRIGHTEN UP
・Beetle knows himself
・searching for
・DOO WEE
・Greatest Sounds（LOW IQ 01登場）
・EASY DOES IT
・Lyin’ Ass Bitch（木村カエラ登場）
・WHISTLE
・Simple Anger
・NO TIME
・WE ARE THE WORLD
・YOU & I, WALK AND SMILE
―アンコール―
・LUNCH IN THE JAIL
・FAR PLACE
・IRISH FARM
