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KING MIDAS SOUND

連載
360°
公開
2014/01/08   17:59
更新
2014/01/08   17:59
ソース
bounce 362号(2013年12月25日発行)
テキスト
文/出嶌孝次


文字通りのハイパーなダブを構築した強者たち



KingMidasSound_A



バグなどの活動で高名なケヴィン・マーティンがハイパーダブにプレッシャー名義の“Money Honey”を残したのは2005年。彼とロジャー・ロビンソン、在英日本人のキキ・ヒトミ(当時はDokkebi Qの片割れ)の結成したキング・ミダス・サウンドがこのレーベルに入ったのにはそんな背景もあったのだろう。2009年の初作『Waiting For You...』では、幽玄な声も交えたダビーな音像でトリップホップ風の深みを醸造。クーリーGからナイト・ジュエルまで参加したリミックス集『Without You』(2011年)以降にレーベルのツアーで来日も経験。2013年にはバグの属するニンジャ・チューンから、キング・ミダス・サウンドでも新曲“Aroo”を出すに至っている。



▼KING MIDAS SOUNDの作品。
左から、『Waiting For You...』、『Without You』

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