Kenny Burrell(ケニー・バレル)『アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ:コンプリート・マスターズ』初出の未発表音源6曲を追加した完全版
1959年8月25日のソウルフルな白熱ライヴを収録した名盤『アット・ザ・ファイヴ・スポット・カフェ』に、同日録音された未発表音源6曲を追加した完全盤!
最もブルースを感じさせる名ギタリストのライヴの完全盤が登場!ブルーノートが近年精力的に展開しているアナログ再発シリーズ〈Tone Poet〉の最新作!国内盤はケヴィン・グレイによる最新リマスタリング!
国内盤2UHQCD
国内盤2UHQCD
輸入盤2CD
輸入盤3LP(180g重量盤)
■作品詳細
1959年8月25日にニューヨークの伝説的なジャズ・クラブ、ザ・ファイブ・スポット・カフェで、リーダーとして初めてライヴ・レコーディングを行ったケニー・バレル。当時ブルーノートからの諸作で既に高い評価を得ていた彼がこのライヴのために編成したバンドは、アート・ブレイキー(ds)、ティナ・ブルックス(ts)、ボビー・ティモンズ(p)、ローランド・ハナ(p)、ベン・タッカー(b)と当時最高峰の布陣。終始リラックスしたムードの中繰り広げられるパフォーマンスはソウルフルで白熱し、ハード・バップ屈指の名盤として今もバレルの代表作のひとつとして挙げられている。
リマスタリングは、Tone Poetシリーズを手掛けてきた名手ケヴィン・グレイが担当。オリジナルのマスター・テープからのカッティング/リマスタリングを行っていて、これまでの再発でも評価の高いナチュラルで温かみのあるサウンドで、アナログ・テープをそのまま聴いているかのような体験をすることが出来る。ブックレットには、フランシス・ウルフによる未公開の写真、シド・シュワルツによる洞察に満ちたエッセイ、そしてケニー・バレル本人がブルーノート社長ドン・ウォズと当時を振り返るインタビューなど充実のコンテンツが収録されており、こちらも大注目だ。
国内盤は、2枚組UHQCDとSHM仕様シングルレイヤーSACDの2形態でリリース。いずれにもブックレットの翻訳が収録される。
本作について、ケニー・バレルは「ファイヴ・スポットは本物のジャズ・クラブだった。あそこで演奏するのは楽しかった。観客はジャズに詳しいとわかっていたからね。彼らはジャズ・ミュージシャンを知っていて、あそこで演奏するミュージシャンはある程度のレベルを期待されていたんだ。ミュージシャンとしてそこにいられて幸せだったよ」と語っている。
また、Tone Poetシリーズのプロデューサーであるジョー・ハーレイは、本作について「これは私が50年以上前に大学で聴いて以降、お気に入りのライヴ・ジャズ・アルバムの1枚です。とても深くてリラックスした雰囲気があり、メンバーは明らかにお互いの演奏をよく知っていることが伝わってきます。ずっとその場にいられたらよかったのにと思っていました。この作品をカッティングしてマスターを聴いた時、私の願いが叶ったように感じました。さらに良かったのは、今まで聴いたことのない素晴らしいトラックがたくさんあったことです!1959年8月25日に戻って、ニューヨークのファイヴ・スポット・カフェで素晴らしいジャズの夜を楽しみましょう!」とコメントしている。
■収録曲
01. バークス・ワークス
02. ハレルヤ
03. レディ・ビー・グッド
04. ラヴァー・マン
05. 36-23-36
06. スウィンギン
07. イフ・ユー・クッド・シー・ミー・ナウ
08. ビーフ・シチュー・ブルース
09. ザ・ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー、シングス・ウォント・ビー・ザ・セイム
10. ザ・テイク・オフ
11. バークス・ワークス (オルタネイト・テイク)
12. レディ・ビー・グッド (オルタネイト・テイク)
13. ラヴ・ウォークト・イン
14. メドレー 36-23-36 / ザ・テーマ)
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