レココレ10月号 ローリング・ストーンズ特集!幻のDVD発売!
目次:□ フィル・コリンズ
NYで復活! モータウン・カヴァー・ナイト(常盤武彦)
モータウン・サウンドから受けた感動をオリジナルに忠実な演奏で表現したスタジオ新作(木村ユタカ)
□ ギーザー・バトラー(ブラック・サバス)
インタヴュー~戦争の状況を変えられないことは分かっていたが、曲で意識が変わる人達がいればいいと思っていた(奥村裕司)
□ デイヴ・フリッシュバーグ『オクラホマ・トード』
90年代の日本で“発見”されたジャズ/ポップ・アルバムが、幻の“オリジナル・ミックス”を加えた2枚組で再登場(松永良平)
□ ルー・ソロフ
BSTなどでの活躍で知られるジャズ・トランペッターの新作は『スケッチズ・オブ・スペイン』の再現盤(原田和典)
□ Phew
インタヴュー~“歌い手”に徹した15年ぶりのソロ作と、カテゴライズ不能な孤高のキャリア(大鷹俊一)
□ 『GROOVIN’ 昭和!』シリーズ
名曲・珍曲が入り乱れた昭和の時代を浮き掘りにする、徳間ジャパン系列の音源集7タイトル(吉田明裕(土龍団))
□ エリック・クラプトン
J・J・ケイルからスタンダード・ナンバーまで、幅広い選曲が魅力の新作『クラプトン』(青山陽一)
□ アレサ・フランクリン
『ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト』4枚組完全盤が日本プレスで復活(林剛)
□ ジェフ・マルダー&エイモス・ギャレット
伝説のコンビが31年ぶりに行なう“最後の来日ツアー”(中森泰弘)
□ スザンヌ・ヴェガ
自身のキャリアを最新録音でふりかえる “Close-Up” シリーズがようやく日本でも発売開始(杉原徹彦)
□ スティーヴ・ジョーダン
テックス・メックス音楽界に異名を轟せた天才アコーディオン奏者の名作2枚が待望の初CD化(安田謙一)
□ オーダーメイド・クラブ
ソニー・ミュージックによる、入手困難な廃盤アイテムをリクエストを募り復刻するネット・ショッピングサイト(高浪昇)
REGULAR CONTENTS
◆リイシュー・アルバム・ガイド
国内外でリリースされた幅広いジャンルの旧音源コンピレーションや再発アルバム、映像作品をくわしく紹介。音楽そのものはもちろん、リマスターやパッケージの出来にまでこだわって、豊富な知識をもつ執筆陣が徹底チェックします
*今月のリリース情報…紙ジャケット、生産限定盤などの予定も可能な限りお伝えします
*ニュー・アルバム・ピックアップ…ヴェテランの新作から注目の新人まで、編集部が選んだおすすめの新録アルバム
◆インフォ・ステーション……ニュース、書評、コンサート情報など
◆[連載]
【特集】 1972年のローリング・ストーンズ
ローリング・ストーンズは1973年1月に初来日し、1月28日から日本武道館で五日連続公演を行なう予定でした。しかしご存じのように、ミック・ジャガーが入国拒否に遭い、この公演は幻となってしまいます。それから約38年弱…。その半年前、つまり名作『メイン・ストリートのならず者』を引っ提げて行なった絶頂期の72年米国公演の、こちらも幻だった映画『レディース・アンド・ジェントルメン』が初めて正式DVD化。そしてこの9月には、その作品が因縁の武道館で公開されることが決定しました。ストーンズの武道館公演はすでに2003年に実現していますが、ミック・テイラー在籍時、ミック・ジャガーやキース・リチャードもまだ二十代という全盛期の彼らの「演奏」を武道館で堪能できる……これは日本のロック史の失われた1ページを取り戻すかのような、ひとつの事件です!
■ グラフィック・ステーション~72年北米ツアーのメモラビリア
■ 幻の武道館“公演”が38年たった2010年に実現する意味を考える(寺田正典)
■ 38年前にサンフランシスコとLAで観た生のストーンズ(小倉エージ)
■ 様々な事件とエピソードからも熱狂ぶりが伝わる72年北米公演の全貌(藤井貴之)
■ 絶頂期のライヴを捉えた公式映像『レディース・アンド・ジェントルメン』が待望のリリース(佐藤三十郎)
■ 72年ツアー関連映像が見られる既発のDVDほか(佐藤三十郎)
■ こちらも元気にソロ・アルバムをリリースするロニー・ウッド(山崎智之)
【特集】 チャック・ベリー
■ マーシャル・チェス インタヴュー(小尾隆)
■ 黄金のチェス時代のオリジナル・アルバム16枚が紙ジャケで復活(小出斉)