【千円生活】ラスマス・フェイバー セレクション

現在のハウス・シーンにおけるパイオニアであり、名曲「Ever After」でお馴染み、スウェーデン生まれのプロデューサー・ピアニスト・ソングライター、ラスマス・フェイバー。最近では、ハウス・ミュージックのプロデュース/DJだけにとどまらず、彼のバックグラウンドであるジャズ・ピアニストとしての経験も生かし、アニソンをジャズ・アレンジでカヴァーするプロジェクト＜プラチナ・ジャズ＞も好評で、2010年には第2弾をリリース。そんな彼が影響を受けた音楽を、タワレコ人気企画「輸入盤千円生活」の中から選んでくれました。

来日公演
ラスマス・フェイバー with プラチナ・ジャズ・オーケストラ
2011年1月11日Billboard Live TOKYO
2011年1月13日Billboard Live OSAKA

 

ラスマス・フェイバーが選ぶ輸入盤千円生活

このキャンペーンの対象商品リストを見せてもらったとき、僕が20歳くらいのときにミュージシャンとしてスキルアップしているときに多大な影響を受けたアルバムが沢山入っていたから、凄く嬉しかったよ！僕が選んだアルバムを楽しんでもらえたら嬉しいな！（ラスマス・フェイバー）

Bill Evans 『Explorations』

ビル・エヴァンスは僕が最も影響を受けたピアニスト。彼の作品の中でも特に好きなアルバムがこれ。ジャズ・ピアニストとして勉強をしていたとき、このアルバムを何度も何度も聴いたよ！2曲目「Haunted Heart」は特に好きだね。

Miles Davis 『Kind Of Blue』

このアルバムはおそらく最も有名なジャズ・アルバムだと思うし、それには理由があるんだ。ハーモニーを全く新しい解釈でプレイすることを新提案していて、ある意味その後の音楽シーンを変えてしまったとも言えるアルバムだと思う。

Chick Corea 『Now He Sings, Now He Sobs』

チック・コリアが子供達のために作ったこのアルバムが大好きなんだ。収録曲全てが凄く陽気な雰囲気を持っていて、そして時々悲しかったりもして･･･様々なことを経験する幼少期が上手く表現されていると思う。

D'Angelo 『Brown Sugar』

ディアンジェロからは多大な影響を受けているんだ。このデビュー・アルバム、そして勿論『Voodoo』からもね。今でも新作を待ちわびているアーティストの一人だよ！

Donny Hathaway 『Live』

ソウル・シーンの最も素晴らしいシンガーとも言えるよね。彼から影響を受けたシンガーは沢山いるし、また彼の真似をするシンガーも多いよね。このライヴ・アルバムでは、彼の素晴らしさが際立っていると思う。

Jamiroquai 『Emergency On Planet Earth』

90年代後半僕はアシッド・ジャズにハマっていたんだ。ジャミロクワイはこのシーンの先駆者とも言えるアーティストだよね。ファースト・アルバムが彼の最高傑作だと思うな。

Erykah Badu 『Live』

ライヴ・ミュージシャンとしての僕のキャリアに多大な影響を及ぼしたアーティスト。このアルバムを友人達と一緒に何度も聴いて、ソウル・ミュージックをライヴで表現するにはどうすればいいか、ということを一生懸命考えていた時期があったよ。

Michael Jackson 『Off The Wall』

実はマイケル・ジャクソンがいかに素晴らしいアーティストなのかに気づいたのは、僕が20歳を過ぎてからだったんだ。ソロ・アーティストとしてのこのデビュー・アルバムは、全曲素晴らしいし、黒幕クインシー・ジョーンズによって細部にまで完璧な彫刻に仕上げられているよね。

The Roots 『Illadelph Halflife』

僕は2000年前半、生のヒップホップ・バンドが大好きだったんだ。ルーツは、その中でも最大級のアーティストだったよね。僕の友人のドラマー達は皆クエストラヴから多大な影響を受けているよ。

Nick Drake 『Pink Moon』

僕がこのアーティストを好きだということに驚く人もいるかもしれないんだけど、彼の音楽が大好きなんだ！センシティヴであり、クールなヴォーカルだよね。

Stevie Wonder 『Innervisions』

スティーヴィー・ワンダーは、僕が最も影響を受けたアーティストの一人だよ。彼の作品は、どのアルバムをとっても傑作だと思うよ！

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