P-VINE戦前ブルース名盤コレクション!追加タイトル入荷
『ブルースCD ガイド・ブック2.0』の改訂版発売に合わせ、ガイド・ブックで紹介されながら長らく在庫切れ、廃盤状態だったP-VINE戦前ブルース名盤30タイトルを復刻させたPヴァイン戦前ブルース・コレクションに追加タイトルが登場!
『P-Vine The Best 1500』シリーズとして2009年に初回限定生産でリリースした10タイトルを、皆様の熱い要望に応え2,100円で定番カタログ化!1500シリーズでは簡略化されたライナーノーツを旧盤のロング・ヴァージョンに戻し、もちろん全曲歌詞付でお届けします!
ロバート・ジョンソン生誕100周年の今年、全世界的に戦前ブルース・ブームが到来!だけど戦前ブルースはRJだけじゃない!
2011年9月21日、10月5日発売 シリーズ追加10タイトルはこちら!
好評発売中!シリーズ第1弾から第4弾 全30タイトルはこちら
シリーズ第4弾
ジャグ(瓶)を口にあててブォォォっと鳴らして戦前ブルースの大道芸的楽しさをまきちらすジャグ・バンド。その代表的グループ/名演の集大成となる決定的ベスト・アンソロジー完成。名勝地メンフィスのガス・キャノンから、ジャグで太いスウィング・ビートを吹きまくるジャイヴ~ウォッシュボード・バンドまで。全20曲。
戦前ブルース・シーンの名物盛り上がりストリート・サウンドとなるジャグ・バンド。そのトップ集団となったのがメンフィス・ジャグ・バンドである。彼らが遺した80曲の現存作品、および交流ミュージシャン名義の作品も収録した、決定的2枚組ベスト・アンソロジー第一弾。本編は、すべてMJB名義の作品で計48曲!
素晴らしき猥雑さ、それがジャグ・バンドの魅力だ。ガス・キャノンのジャグ・ストンパーズとともにメンフィスのお祭りサウンドの頂点を極めたメンフィス・ジャグ・バンド、本編は別テイクと交流ミュージシャン名義作品も収録した決定的2枚組ベスト・アンソロジー第二弾である。計50曲!
メンフィス・ジャグ・バンドと並ぶ、ガス・キャノン率いるジャグ・ストンパーズ、その戦前ジャグ・バンド最高峰の全作品を。相棒ハーピストのノア・ルイスも素晴らしく、彼の全作品も収録した決定的2枚組だ。
Pヴァイン戦前ブルース・シリーズ初のハーモニカ登場。アラバマで活動した二大ハーモニカ・キングとなり、1920年代後半にレコーディングを行った最初期のブルース・ハーピストであり、素朴なナゴミ風情と激しいブロウで、すばらしきカントリー・ブルースの世界が広がる。
シリーズ第3弾
戦前テキサス・ブルースの忘れじの重要アーティスト、そのベスト24曲をここに。ライトニン・ホプキンスの年上の従兄弟にあたり、ロニー・ジョンスンら優れたギタリストを従えて吹き込みを残した伝説のシンガーである。その深く尋常ならざるモーン(唸り)を聞け!
B.B. キングに多大なる影響を与えたシンガーとして知られるドクター・クレイトン。そのファルセットを交えた唱法、そして作風はモダン・ブルースの原点ともなるもので、ロバート・ロックウッドの最初期(41年)のギターが聞けることも魅力だ。「真珠湾ブルース」等、時事ブルースも光る。1935 年~46年録音22曲ベスト選。
今日まで歌い継がれるブルース名曲「ゴーイン・ダウン・スロウ」のオリジネーターとして、またマディ・ウォーターズ他多数のシカゴ・ブルースマンの作風に大きな影響を与えた陰鬱ヴォーカルの大ボス・シンガーがセントルイス・ジミーだ。そのマディやロバート・ロックウッドも子分として参加。1933年~49 年録音24曲ベスト選。
あのブルースの女王、ベッシー・スミスをさらに泥臭くしたような南部女の心意気でブルースを強烈な喉で唸ったルシール・ボーガン。名ピアニスト、ウォルター・ローランドと組んで発表した“ボーディ・ブルース”(スケベな下ネタ・ブルース)で、歴史的女性ブルース・シンガーとなり、ベッシー・ジャクスンという名でも活躍するという人気ぶりだった。1927年~35年録音ベスト盤。
ヤス・ヤスとは「お尻」のこと、そんな「オケツ女」という芸名で歌った女性ブルース・シンガーである(本名のマーリン・ジョンスンの名でも活動)。あの女傑、メンフィス・ミニーに対抗出来た数少ない戦前ブルース・ウーマンとして評価は高い。その素晴らしく下品で強情な歌いっぷりは、実に見事。バックにはギター名手ビッグ・ビル・ブルーンジーらが付き、盛り立てる。1937 年~41 年録音ベスト選。
シリーズ第2弾
ミシシッピ・デルタから、メンフィス、ジョージアなど、アメリカ南部各地で各々個性在るスライド・ギターが響き渡った戦前ブルース・シーン。なんとも味わい深い。チャーリー・パットン「ア・スプーンフル・ブルース」他全23曲。
ブギ・ピアノの古典的名作となる「カウ・カウ・ブルース」で、ブルース・ピアニストの元祖の一人となったダヴェンポート。その永遠の名作となるソロ作品と伴奏者としての魅力を発揮した1920年代末から1930年代のベスト24曲を収録。
戦前カントリー・ブルースの味わいは多彩だが、中でもアラバマの地域色豊かなブルースは、その素朴な香りが独特で極めて美味。その代表的シンガー/ギタリストの、飄々とした軽妙な味わいの絶品、全作品集である。
戦前メンフィス・ブルースの巨人が、このフランク・ストークスだ。パワフルで張りがある歌いっぷり、そしてダン・セインとのコンビで弾き綴るギターの躍動美。旧盤に新たに発見された2曲を追加収録した、現存する全作品42曲をこの2枚組で。
戦前メンフィス・ブルースを代表する存在で、単弦ソロは弾かず、コード・ストロークのギターで、なんとも“のどか”なブルースを聴かせる。これぞ“元祖なごみ系”となる戦前サウンドだ。1927年から1930年録音のベスト24曲を収録。
歴代名ピアニストの中でも、特に弾き語りでダイナミックなバレルハウス・ピアノの伝統美をそのメランコリックな響きで表したリトル・ブラザー・モンゴメリー。1930年から1936年までの、戦前自己作品の全て26曲を収録。
“悪魔の養子”の異名を持つ、戦前セントルイス・ブルースを代表するシンガー/ピアニスト。豪快なヴォーカルと“フー・ウェル、ウェル”というトレードマークとなる掛け声で、戦前シティ・ブルースのスターとなった。1930年から1941年にかけて吹き込んだ160曲の中から選び抜いたベスト24曲。
南部ジョージア州独特の軽やかさと物憂い感覚が同居する、味わい格別なシンガー/ギタリスト、ペグ・レグ・ハウェル。彼とその仲間による、素朴でほっこりとするブルースを。フィドルを加えたバンドの原点としての楽しさもいっぱい。1926年から1930年録音のベスト24曲。
1970年代初頭まで精力的に活動を続け、レイ・チャールズの「ザ・ナイト・タイム・イズ・ザ・ライト・タイム」のオリジネーターともなるシンガー/ピアニスト。ニューオーリンズ的ほんわかさも持つ、南部風かつ都会の香りあるサウンドが実に個性的。ベスト24曲収録。
セントルイスを代表するシンガー/ピアニストで、あくまで深く沈み込むような重さが魅力で、そのピアノ・スタイルも実にユニーク。ライ・クーダーがカヴァーした「I Can Tell By The Way You Smell」も収録した、ベスト22曲収録。
シリーズ第1弾
大好評の『ルンバでブルース』シリーズ!第2弾2タイトルも登場