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【訃報】沖縄民謡を代表する唄者、登川誠仁氏逝去

登川誠仁

沖縄民謡を代表する唄者、登川誠仁さんが3月19日の23時37分に、沖縄市の病院にてお亡くなりになりました。素晴らしい唄者であり、沖縄を代表する人物であられた登川さんの偉業に最大の敬意を表すると共に、謹んで故人のご冥福をお祈りいたします。

【登川誠仁】
1932年、兵庫県尼崎市に生まれ、本島・石川市東恩納(ひがしおんな)に育つ。少年時代から音楽~芸能の才に長け、親に隠れながら歌や三線を独学した。16歳で当時の主要劇団の一つであった松劇団へ「地謡」(じうてー=伴奏者&シンガー)の見習いとして加わり、珊瑚座などの人気劇団で修業に励んだ。1957年、小浜守栄、喜納昌永らと共に琉球民謡協会を設立する。同年、神童と謳われた12歳の少年、知名定男が、登川に弟子入りする。1970年、声楽譜付の楽譜=工工四(くんくんしー)である『民謡端節舞踊曲工工四』を発表。1975年、本土に沖縄音楽を紹介した竹中労により、登川誠仁は『美(ちゅ)ら弾き』(ビクター)などが録音される。1998年、琉球民謡協会名誉会長就任。1999年、彼が準主役として登場した映画『ナビィの恋』に出演。2002年には、映画『ホテルハイビスカス』に出演。同年出版されたオフィシャル自伝『オキナワをうたう』は第23回沖縄タイムス出版文化賞を受賞。2004年には弟子の知名定男と琉球フェスティバルで共演。2008年 オリジナル・ソロ・アルバムとして約6年振りの作品『 酔虎自在 』をリリース。2010年アルバム「歌ぬ泉」をリリース。2011年2枚組ライブアルバム「登川誠仁ライブ!~Just One Night at CAY 2010.8.29~」をリリース。2012年、大城美佐子との初の共演アルバム『デュエット』を発表。主な受賞歴 琉球民謡協会第一回功労賞。沖縄県指定無形文化財(琉球歌劇保持者)に認定。

タグ : 訃報

掲載: 2013年03月21日 17:10