トニー・ベネット&デイヴ・ブルーベックの1962年共演ライヴ音源発掘
アメリカ・エンターテインメント史上に残る歴史的イベントの記録音源が初発売。 トニー・ベネットとデイヴ・ブルーベック2大巨匠が共演した一夜限りの1962年8月28日、ワシントンD.C.でのライヴ音源!
20世紀の音楽シーンを語るのに欠かせない2大ビッグ・ネームがたった一度だけ共演した1962年ワシントン・モニュメントでのライヴ。アーカイヴから発見された貴重な音源が50年余の月日を経て初めて発売となる!
1962年といえば、トニー・ベネット代表曲の1つである“霧のサンフランシスコ”が発売された大変重要な年、一方のデイヴ・ブルーベックも『デイヴ・ディグズ・ディズニー』(1957年)、『タイム・アウト』(1959年)、『ボサノヴァU.S.A』(1962年)といったベスト・セラー・アルバムを続々世に送り続けていた時期にあたる。
共演当時の2人は36歳と42歳。このライヴから約半世紀を経た2009年、ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルで2人は奇跡の再共演を果たすことになるが、その時2人は83歳と89歳になっていた。
そして、2012年12月5日デイヴ・ブルーベックは92歳の誕生日を翌日にひかえ、この世を去った。プロデューサーにはアメリカ音楽史に残るテオ・マセロの名前がクレジットされている。ジャズで初のミリオンヒットとなった“テイク・ファイヴ”をはじめ、マイルス・デイヴィスや、サイモン&ガーファンクルの『卒業』を手掛けたことでも有名だ。
【収録曲/パーソネル】
1. Introduction - William B. Williams
2. Take Five
3. Band introduction
4. Nomad
5. Thank You (Dziekuje)
6. Castilian Blues
デイヴ・ブルーベック・カルテット:
デイヴ・ブルーベック(p)、ポール・デズモンド(as)、ユージン・ライト(b)、ジョー・モレロ(ds)
7. Introduction - William B. Williams
8. Just In Time (from Bells Are Ringing)
9. Small World (from Gypsy)
10. Make Someone Happy (from Do Re Mi)
11. Rags To Riches
12. One For My Baby (And One More For The Road) (from 『The Sky's The Limit』)
13. (I Left My Heart In) San Francisco
トニー・ベネット(vo) with
ラルフ・シャロン(p)、ハル・ゲイロード(b)、ビリー・エクスナー(ds)
14. Lullaby Of Broadway (from 『Golddiggers Of 1935』)
15. Chicago (That Toddlin' Town)
16. That Old Black Magic
17. There Will Never Be Another You (from 『Iceland』)
トニー・ベネット(vo) with
デイヴ・ブルーベック(p)、ユージン・ライト(b)、ジョー・モレロ(ds)