アーノンクール、四半世紀ぶりのモーツァルト:後期三大交響曲!
掲載: 2014年03月28日 19:37

「ポストホルン&ハフナー交響曲」に続く、アーノンクールのモーツァルト最新録音は、何と後期三大交響曲。1991年12月7日、ウィーンにおけるモーツァルトの没後200年記念演奏会でのライヴ録音以来、ほぼ四半世紀ぶりの録音です!
「ポストホルン&ハフナー交響曲」に続く、アーノンクールのモーツァルト最新録音は、何と後期三大交響曲。モーツァルト最晩年に書かれたそれぞれに個性が際立つ3曲の交響曲を、1991年12月7日、ウィーンにおけるモーツァルトの没後200年記念演奏会でのヨーロッパ室内管とのテルデックへのライヴ録音以来、ほぼ四半世紀ぶりに録音として世に問います。録音としては、それ以前のコンセルトヘボウ管とのセッション録音(テルデック)以来3度目となりますが、オリジナル楽器を使用した手兵ウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとの録音は初めてとなります。
アーノンクールが同じ作品を再演・再録音する際の常ですが、自筆譜を含む作曲者直伝の資料を改めて深く研究することでその解釈は常に進化を遂げています。今回の三大交響曲も例外ではなく、基本的な解釈やテンポ配分は最初のコンセルトヘボウ管との録音以来不動でありつつも、演奏の密度の濃さ、ドラマティックな所作の振り幅の大胆さは、きわめて大きな深化を遂げています。
アーノンクールの意図を100%汲みつくして現実の音にしていくウィーン・コンツェントゥス・ムジクスの献身的かつ練達のアンサンブル、両翼配置のヴァイオリン・パートを含む弦楽パートや木管パートのオリジナル楽器ならではの軋むようなノイズを孕んだ濃密な音色、トランペットやティンパニの鋭いアクセントの衝撃的効果も聴きものです。オリジナル楽器による演奏のパイオニアとして、2013年に創立60年を迎えた老舗アンサンブルならではの、熟成と革新を両立させた類まれなモーツァルト。モーツァルトの演奏史に新たな一歩を記す名盤の登場であるとともに、アーノンクールのモーツァルト演奏の一つの頂点ともいうべき衝撃の三大交響曲です。(ソニー・クラシカル)
アーノンクールの3つの録音のタイム
○交響曲第39番
1980年 コンセルトヘボウ
I=11:16 II=7:32 III=3:21 IV=8:02 TOTAL=30:10
1991年 ヨーロッパ室内管
I=10:45 II=8:35 III=4:05 IV=7:59 TOTAL=31:23
2013年 コンツェントゥス・ムジクス
I=10:43 II=7:37 III=3:52 IV=8:22 TOTAL=30:31
○交響曲第40番
1983年 コンセルトヘボウ
I=6:44 II=12:56 III=3:49 IV=10:02 TOTAL=32:58
1991年 ヨーロッパ室内管
I=7:43 II=13:14 III=4:38 IV=10:46 TOTAL=36:19
2012年 コンツェントゥス・ムジクス
I=7:28 II=12:09 III=4:20 IV=10:37 TOTAL=34:32
○交響曲第41番「ジュピター」
1982年 コンセルトヘボウ
I=13:24 II=11:38 III=5:18 IV=11:16 TOTAL=41:34
1991年 ヨーロッパ室内管
I=12:40 II=11:20 III=5:48 IV=11:02 TOTAL=40:50
2013年 コンツェントゥス・ムジクス
I=13:01 II=9:31 III=5:15 IV=11:39 TOTAL=39:24
【演奏】
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
指揮:ニコラウス・アーノンクール
【録音】
2012年12月1日&2日(K.550)
2013年10月12日&13日(K.543&K.551)
ウィーン、ムジークフェラインザールでのライヴ・レコーディング
[K.550…ポストホルン・セレナードと同日の演奏会
K.543&K.551…コンツェントゥス・ムジクスの2013/14年
シーズンの第1回定期演奏会で収録]
カテゴリ : ニューリリース