folk enough、オルタナティブ・ミュージックの終焉を告げる!?大作アルバム
結成17年目を迎えるオルタナティブ・バンドfolk enoughのニュー・アルバム。新曲、前回のアナログ盤の収録曲、エンジニア安在雅彦がそれをリミックスしたものやドラム佐藤香織のアコースティック・ボーカルものなどが収録され、それらを「死」「終わり」「次へ」をコンセプトに1つのアルバムに仕上げた一聴、意味不明な作品に仕上がっている。
<folk enough profile>
1998年福岡県飯塚市で結成。井上周一の宅録からはじまり、60年代以降各年代のさまざまなポップ・カルチャーを消化した彼らの音楽は、ジャンクでブルースでロックンロールで、どこまでもオルタナティブである。これまでに5枚のオリジナル・アルバムをリリース。過去作はミュージック・マガジンで満点の評価を獲得しており、評論家やバイヤーからの評価も高い。
2009年柴田剛がベース・プレイヤーとして加入。その後制作された5thアルバム『DISCO TAPE』のリリースにより、鉄壁のスリーピースは更なる進化を遂げた。2012年にはバンド初のツイン・ギターでライブを行うなど果敢な楽曲変化を図り、2013年ギタリスト笠原大輔が加入し現在の編成となる。また、Sebadohの来日公演で対バンを務めるなど、DIYにシーンを牽引する活動は多くのミュージシャンから注目を集め続けている。
タグ : J-インディーズ
掲載: 2014年07月17日 12:01