ブラインド・ガーディアン4年半振りのニュー・アルバム
ハンズィ・キアシュ(vo)率いる、ドイツが生んだヨーロッパ最大のヘヴィ・メタル・バンド=ブラインド・ガーディアンが、記念すべき通算10作目を解放する。前作『AT THE EDGE OF TIME』以来、約4年半振り。
■ストーリーは、20年前の傑作の収録曲の続編
95年に発表されたアルバム『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』は、ブラインド・ガーディアンの代表作。そこに収録された「Bright Eyes」と「And The Story Ends」には、悪に染まらないよう親によって部屋に幽閉された11歳の少年が登場する。現実に対する視点を失って、邪悪に目覚めていく少年。閉ざされた部屋の中にある鏡を見て、少年が自分の変化に気づくが、その変化が良いことなのか悪いことなのか彼には判断がつかない。つまり鏡は、少年にとってもうひとつの世界(外界)への通り道。本作『BEYOND THE RED MIRROR』は、大人になった少年と、その鏡がストーリーの中心となる。
ハンズィは、本作のストーリーについてこう語る。
「ストーリーはSFとファンタジーの狭間にある。その物語は、95年のアルバム『IMAGINATIONS FROM THE OTHER SIDE』から始まる。そこに存在する2つの世界は、以来、さらに悪い方向へと劇的に変わってしまっている。かつては世界と世界の間にはいくつかの通り道があったが、現在はひとつの道として『赤の鏡』(ザ・レッド・ミラー)だけが唯一残っており、それを必ず見つけなければならない」
■3つのクワイアと2つのオーケストラが参加
本作には、プラハ(チェコ)、ブダペスト(ハンガリー)、ボストン(アメリカ)、3つのクラシカル・クワイアがレコーディングに参加している。さらに、それぞれ90人以上の奏者を抱えるグランド・オーケストラを2団体も起用。ブラインド・ガーディアンの壮大な世界観を具現化するのに一役買っている。
■制作は信頼する仲間たちと
レコーディングに参加したベーシストは、ハンズィがシンガーに専念した97年以来、ライヴでもレコーディングでもバンドを支えるオリヴァー・ホルツワース。本作のプロデューサーは、98年の『NIGHTFALL IN MIDDLE-EARTH』ではエンジニアを務め、2002年の『A NIGHT AT THE OPERA』以来、ブラインド・ガーディアンの作品のプロデュースを手掛け続けるチャーリー・バウアファイント。同郷のHELLOWEENとの仕事でも有名だ。そして、アートワークを描くのは、長年バンドとコラボレートし続けてきたイラストレーター、フェリペ・マチャド。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2014年12月02日 13:39