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レコード芸術7月号特選盤! 欧州で活躍するトロンボーン奏者、清水真弓のファーストアルバム『ファンタジー』

清水真弓(トロンボーン)

美しい音色とエネルギッシュな演奏!

清水真弓は慶應義塾大学在学中、ワグネル・ソサィエティー・オーケストラに所属し、日本の音楽大学出身ではない異例のトロンボーン奏者です。リンツ・ブルックナー管弦楽団(オーストリア)の初女性首席トロンボーン奏者を経て、2012年秋より現在は南西ドイツ放送交響楽団に在籍しています。
当盤ではシューマンからボザ、ヒンデミットそしてピースリーといった現代曲まで、時代をまたぐ楽曲をそれぞれ違ったキャラクターで演奏し、確固たる実力を示しています。
トロンボーンのはば広い魅力が堪能できるCDです。ぜひお聴きください。
(オクタヴィアレコード)

清水真弓(トロンボーン)
2012年秋より現在、南西ドイツ放送交響楽団首席トロンボーン奏者。
神奈川県出身。10歳よりトロンボーンを始め、春山和雄・三輪純生の各氏に師事。慶應義塾大学理工学部物理情報工学科卒業。同大学大学院在学時、半年間のオーストリア、ウィーン留学をきっかけに、音楽・トロンボーンの道を決意、ドイツ留学に至る。
フライブルク音楽大学(ドイツ)、ベルン芸術大学(スイス)にてブラニミール・スローカーに師事。また、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団「カラヤン・アカデミー」に所属(日本人初トロンボーン)、首席奏者クリストハルト・ゲスリングに師事。
2009年オーストリアで初の女性首席トロンボーン奏者として、リンツ・ブルックナー管弦楽団に就任、2012年に南西ドイツ放送交響楽団に移籍。
トロンボーン独奏では、ドイツ・ワインガルテン音楽祭トロンボーンコンクールにて第1位、グダニスク国際金管楽器コンクールにて第1位受賞を初め、数々の国内外コンクールで受賞。2012年オペラシティB-Cシリーズリサイタルを行い、好評を得る。
オーケストラ活動としてはこれまで、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン放送交響楽団、ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン・ドイツ・オペラ、サイトウ・キネン・フェスティバル・オーケストラなどで演奏。ソロ・室内楽・オーケストラと幅広く活動を行っている。

【収録曲目】
ボザ:バラード 作品62
ピースリー:アロウズ・オブ・タイム
サン=サーンス:カヴァティーナ 作品144
シューマン:ファンタジー 作品73
ヒンデミット:トロンボーン・ソナタ
ロパルツ:変ホ短調の小品
ヨルゲンセン:ロマンス

【演奏】
清水真弓(トロンボーン)
フランソワ・キリアン(ピアノ)

【録音】
2015年2月9-11日
慶應義塾日吉キャンパス協生館・藤原洋記念ホールにて収録

【仕様】HQ Hybrid盤

《2015年 日本での活動予定》
6月中旬:スローカー・清水・キリアンのトリオ日本ツアー及びマスタークラス
7月19日~21日:トロンボーンオクテット「Slide Japan(仮)」ツアー
10月28日:みなとみらいクラシッククルーズ

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 高音質(クラシック) SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2015年04月30日 17:00

更新: 2015年06月19日 20:00