【追悼】フィル・ウッズ
photo Tom Marcello
Phil Woods フィル・ウッズ
1931年11月2日米国マサチューセッツ州スプリングフィールド生まれ。チャーリー・パーカーの流れを汲むアルトの最高峰。
1948年ニューヨークに進出、レニー・トリスターノに師事。50年代はジーン・クイルとの2アルト・チームで好評を博した。
1950年代から1960年代にかけてディジー・ガレスピーやクインシー・ジョーンズのビッグ・バンドで花形ソリストを務めた。
1960年代初頭にベニー・グッドマン楽団の一員としてロシアを訪問。68年には渡欧、現地のリズム・セクションと組んだ名作を発表。
1970年代半ばから自己のクインテットを中心に活動を続けた。
ビリー・ジョエル「素顔のままで」のサックス・ソリストとしても知られる。
2015年9月29日、亡くなりました。享年83歳。御冥福を御祈り致します。
掲載: 2015年09月30日 10:06