今なら10%オフ!ソークト・イン・ブリーチ~カート・コバーン死の疑惑~
1994年4月8日。ニルヴァーナのフロントマン、カート・コバーンの死体がシアトルの自宅で発見され、世界中に衝撃が走った。シアトル警察の発表によると死因は自殺だった。91年発表のアルバム『ネヴァーマインド』が全世界的に大ヒット、90年代グランジ/オルタナティヴ・ブームの火付け役は、X(ジェネレーション)世代(エックス)の代弁者に祭り上げられた。が、カート自身は、その立ち位置に違和感を覚え、プレッシャーを感じていることを隠さなかった。だから多くのファンは、深い哀しみの中にあっても、どこかで彼の自死を受け入れていた。
しかし、カートの自殺に疑問を持つ人物が現れた。カートの死の数日前、妻コートニー・ラヴに雇われた私立探偵トム・グラントである。元LA保安官であるトムは、当時のコートニーの状況や言動、死体発見現場の様子、シアトル警察の対応に不審を抱き、仮説を立てた。“カートはコートニーによって殺された”と。以来20年にわたり綿密な捜査を実施、その仮説を証明するに至る。
捜査資料、関係者への取材、証拠音声、再現ドラマを駆使して他殺説を裏付けていく本作『ソークト・イン・ブリーチ』は、ショッキングなドキュメンタリー・ドラマである。次々と明らかになる新事実、そして事件の真相は……この映画を観た者だけが知ることになるだろう。
STAFF
監督・製作・脚本:ベンジャミン・スタットラー[『ネイビー・シールズ』(2012)製作総指揮]
製作・脚本:ドニー・アイカー、リチャード・ミドルトン[『アーティスト』(2011)、『ヒッチコック』(2012)]
撮影:ベン・クッチンス
編集:ジャヴィア・アルヴァレズ、デイヴィッド・モーリッツ
CAST
[ドキュメンタリー・パート]
トム・グラント(私立探偵)、マックス・ウォリス(犯罪ジャーナリスト)、ゲイリー・スミス(第一発見者)、ノーム・スタンパー(元シアトル警察署長)、シリル・H・ウェクト博士(法医学者)、ヴァーノン・J・ゲバース(元ブロンクス殺人課司令官)、イアイン・マキンタイア(毒物学者)、ヴィンセント・ディマイオ博士(法医学者)、ハイディ・ハラルソン(文書鑑定人)、キャロル・チャスキ(法言語学者)、ジョン・フィスク(シアトル消防局)ライアン・アイグナー(初代マネージャー)、アーロン・バークハード(初代ドラマー)
カート・コバーン(アーカイヴ出演)、コートニー・ラヴ(アーカイヴ出演)
[ドラマ・パート]
トム・グラント:ダニエル・ローバック(『ハリソン・フォード 逃亡者』『追跡者』『デビルズ・リジェクト ~マーダー・ライド・ショー2~』)
コートニー・ラヴ:サラ・スコット(『アーティスト』)
ディラン・カールソン:オーガスト・エマーソン(『TIME/タイム』)
ドナルド・キャメロン巡査部長:ジェリー・ホーク(『ウォルト・ディズニーの約束』『マッチスティック・メン』)
カークランド刑事:パット・アサンティ(『恋するリベラーチェ』『ディスクロージャー』)
ローズマリー・キャロル:ジュリー・ランカスター(『デクスター ~警察官は殺人鬼』TV)
カリ(マイケル・デヴィッド):ジョナサン・グラウト
カート・コバーン:タイラー・ブライアン
特典
オリジナル予告編、日本版予告編
原題:“SOAKED IN BLEACH”/2015年12月12日 日本公開(是空配給)/製作年:2015年/製作国:アメリカ