3人の指揮者たちの演奏で完成した、初のピリオド楽器によるハイドン交響曲全集(35枚組)
膨大なハイドンの交響曲を比較的短期間のうちにドラティが全集にまとめあげた歴史的力作が1970年頃に録音され(Decca)、その後アダム・フィッシャー(Brilliant Classics)、デニス・ラッセル・デイヴィス(Sony)らが、モダン楽器によって全集録音を成し遂げています。ホグウッドが全集制作を進めていましたが、8割を録音したところで録音計画が中座してしまい、オリジナル楽器による全集は未だ達成されずにいました。そこで、ホグウッド指揮による演奏、ブリュッヘン指揮による2つの団体の演奏、そしてダントーネ指揮による最新演奏を含めて、オリジナル楽器による初の全集がここに完成しました。
(ユニバーサルミュージック/IMS)
【収録内容】
フランツ・ヨゼフ・ハイドン:
<CD1>交響曲第1~5番
<CD2>交響曲第6,7,8番
<CD3>交響曲第9~11,107,108番
<CD4>交響曲第12~15番
<CD5>交響曲第16~20番
<CD6>交響曲第25,27,32,33番
<CD7>交響曲第36,37,40番
<CD8>交響曲第21~24番
<CD9>交響曲第30,34,72番
<CD10>交響曲第28,29,31番
<CD11>交響曲第51,41,39,35番
<CD12>交響曲第50,43,58,59番
<CD13>交響曲第47,46,26,49番
<CD14>交響曲第48,44,42番
<CD15>交響曲第52,38,65,45番
<CD16>交響曲第54番(第1稿、第2稿、代替えヴァージョン)
<CD17>交響曲第55,56番
<CD18>交響曲第57,60,64番
<CD19>交響曲第61,66,69番
<CD20>交響曲第67,68,70番
<CD21>交響曲第53,62,63番
<CD22>交響曲第71,74,75番
<CD23>交響曲第73,76,77番
<CD24>交響曲第78,79番
<CD25>交響曲第80,81番
<CD26>交響曲第82,83,84番
<CD27>交響曲第85,86,87番
<CD28>交響曲第89,88,105番
<CD29>交響曲第90,91,92番
<CD30>交響曲第93,102,103番
<CD31>交響曲第94,97,99番
<CD32>交響曲第95,98,101番
<CD33>交響曲第96,100,104番
<CD34>交響曲第100,104番
<CD35>交響曲第94.100,104番(ザロモンによる室内楽編曲版)
【演奏】
クリストファー・ホグウッド(指揮)、エンシェント室内管弦楽団[CD:1~10, 16~23, 34]
フランス・ブリュッヘン(指揮)、エイジ・オブ・エンライトメント管弦楽団[CD:11~15]
フランス・ブリュッヘン(指揮)、18世紀オーケストラ[CD:26~33]
オッターヴィオ・ダントーネ(指揮)、アカデミア・ビザンティーナ[CD:24~25]
クリストファー・ホグウッド(フォルテピアノ)、エンシェント室内管弦楽団員[CD:35]【録音】
ホグウッド:1983~1995年
ブリュッヘン:1984~1997年
ダントーネ:2015年
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年02月18日 16:00