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〈数量限定〉VICTOR×TOWERヘリテージ・コレクション再プレス!〈11タイトル〉

〈数量限定〉タワレコ限定 VICTOR×TOWERヘリテージ・コレクション再プレス!〈11タイトル〉

タワーレコードが進めているオリジナル企画盤シリーズでも、その活動初期である2006年から手掛けたのが、ビクターとの共同企画による「ヘリテージ・コレクション」です。ビクター所蔵の数多い名盤の中から眠っていた音源を発掘するこの企画は、多くのお客様の支持を受け、後のタワレコ企画盤につながる礎となりました。現在は既に廃盤になって久しいものばかりですが、今回、武満徹の2点…『岩城宏之指揮の武満徹作品集(1966年芸術祭大賞受賞作からの選曲)』と『武満徹の世界~第二部~』をはじめ、『松村禎三の世界』、『三好晃の世界』、『オーケストラル・スペース1966“I”&“II”』、『戦前日本の管弦楽』『現代日本の管弦楽』の日本の現代音楽8点と、『朝比奈隆のマーラー交響曲第8番&ショスタコーヴィチ同5番“革命”』、名手シュタルケルが日本ビクターへ残した音源を集めた『ヤーノシュ・シュタルケルの芸術』、この復刻までほとんど出回らなかったレア音源、小澤征爾のデビュー盤『黒人霊歌、ミュージカル・ハイライト集』の3点を合わせた計11点を数量限定で復刻します。既定数完売次第取り扱い終了となりますので、お早目にご購入ください。

 

 

武満徹作品集

「レコード芸術」誌特選盤、1966年芸術祭大賞受賞の名演奏、名盤から厳選!
実際に作曲者との交流もあり、幾つもの初演を手掛けてきた岩城氏きっての十八番を、当時日本最高レベルにあった都響・読響とに振り分け、ソリストは望み得る最高の人材を迎えて(ピアニストはあの一柳慧!!)演奏に望んだという、現在では実現不可能そうな程の豪華な内容。主だったレコード批評誌で特選級の栄誉に輝いた不朽の名盤です。
発売当初はLP2枚に分かれていましたが、今回はその中より厳選曲を1枚のCDに収めての発売となります。

【収録曲】
武満徹:
1.ウィンター
2.マージナリア
3.ジラィマルヤ
ピアノと管弦楽のための弧 第1部(1963)
4.パイル
5.ソリチュード
6.ユア・ラブ・アンド・ザ・クロッシング
【演奏】
岩城宏之指揮
東京都交響楽団(1~3)
読売日本交響楽団(4~6)
高橋美智子(マリンバ)(3)
一柳慧(ピアノ)(4~6)
【録音】
1981年8月22~25日 ビクタースタジオ(1~3[1982年4月発売 SJX-9567])
1966年8月 杉並公会堂(4~6[1966年11月発売 SJV-1506])

武満徹の世界~第二部~

日本を代表する演奏家たちによる、武満徹作品集第2弾!
著名なオーケストラ作品の他、当時最も先鋭的であった実験音楽「ミュージック・コンクレート」を用いたテープ音楽や、武満徹が特に力を注いだ邦楽器を用いた楽曲など、意欲的かつ実験的な作品を多数収録した注目の内容です。詩人大岡信の書下ろしによる詩を用いた難曲「環礁」は待望の初CD化!

【曲目】
武満徹:
<DISC1>
1.ピアノと管弦楽のための「弧」第2部~1.テクスチュアズ 2.リフレクション 3.コーダ
2.弦楽のためのレクイエム
3.地平線のドーリア
4.環礁
5.8つの弦楽器のための「ソン・カリグラフィー」第1番
6.8つの弦楽器のための「ソン・カリグラフィー」第3番
7.エクリプス
<DISC2>
1.怪談
2.樹の曲
3.2つのフルートのためのマスク
【演奏】
若杉弘(指揮)、読売日本交響楽団(DISC1-1~6)
三宅榛名(チェンバロ)(DISC1-1)
一柳彗(ピアノ)(DISC1-1,4)
増田睦美(ソプラノ)、林光(チェレスタ)(DISC1-4)
横山勝也(尺八)、鶴田錦史(琵琶)(DISC1-7)
1966年制作テープ音楽(ミュージック・コンクレート)(DISC2-1)
渡辺暁雄(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(DISC2-2)
小出信也(フルート)、野口竜(フルート)、矢代秋雄(ピアノ)(DISC2-3)
【録音】
1966年8月 杉並公会堂(DISC1-1~4)
1966年 第一生命ホール(DISC1-5,6)
1966年 ビクタースタジオ(DISC1-7)
1981年11月17日 東京厚生年金会館(DISC2-2)
1968年 イイノホール(DISC2-3)

松村禎三の世界~追悼~

現代音楽において独自のスタイルを切り開いた松村禎三。名盤「EXPO‘70」を含む貴重なコレクション・アイテム。
2007年、78歳でこの世を去った松村禎三の追悼盤となるこの2枚組は、最盛期に作曲された作品を多く収録しており、氏の作風や作品の骨格を俯瞰できるものとなっている。特に1970年大阪万博のテーマ館のBGMとして作曲された3曲をまとめた“EXPO‘70”(特に松下館タイム・カプセル展示室で使用された“飛天(アプサラス)”は大きな話題に)は氏屈指の名曲として知られながら諸事情によりCD化が遅れてきただけに、ファンならずとも嬉しい復刻と言えるだろう。

【曲目】
<DISC1>
1.「EXPO‘70」~1.飛天(アプサラス)2.祖霊祈祷 3.詩曲
2.交響曲
<DISC2>
1.管弦楽のための前奏曲
2.弦楽四重奏とピアノのための音楽
3.アプサラスの庭
4.ギリシャに寄せる2つの子守歌
5.阿知女~ソプラノ、打楽器と11人の奏者のための
【演奏】
若杉弘(指揮)、読売日本交響楽団
石丸寛(指揮)、東京交響楽団
東京混声合唱団、青木静雄(尺八)、野坂恵子(琴)(DISC1-1)
若杉弘(指揮)、読売日本交響楽団(DISC1-2、DISC2-1)
坪田昭二(ピアノ)、巌本真理弦楽四重奏団(DISC2-2)
小泉浩(フルート)、小林健次(ヴァイオリン)、一柳彗(ピアノ)(DISC2-3)
遠藤郁子(ピアノ)(DISC2-4)
田中信昭(指揮)、常森寿子(ソプラノ)、中川昌三(フルート)、脇岡宗一(オーボエ)、森田利明(クラリネット)、富田和男(サックス)、前田信吉(ファゴット)、福井功(トランペット)、伊藤清(トロンボーン)、冨米野玲子(ピアノ)、苅田雅治(チェロ)、永島義男(コントラバス)、吉原すみれ、荒瀬順子、高田みどり(パーカッション)(DISC2-5)
【録音】
1969年11月26日&27日 ビクター第1スタジオ(DISC1-1の1,3)
1969年11月27日 渋谷公会堂(DISC1-1の2)
1969年 杉並公会堂(DISC1-2)
1971年 武蔵野音楽大学ベートーヴェンホール(DISC2-1)
1971年 川口市民会館(DISC2-2)
1981年4月20日 入間市民会館(DISC2-3)
1981年5月30日 ビクター第1スタジオ(DISC2-4)
1981年8月15日 狭山市民会館(DISC2-5)

三善晃の世界

初CD化音源を多数含む、初期の代表的名作を凝縮した三善晃作品集!
最初期作品であるヴァイオリン・ソナタ(1955)も含む、パリ音楽院での研鑽の後に発表された1960年代の初期作品集。実験的作品が数多く発表された時代にあって、独自の世界を追求した三善晃は常に楽壇の注目でした。江藤俊哉や巌本真理SQといった当時の日本をリードした演奏家たちによる録音の価値も計り知れません。

【曲目】
三好晃:
<DISC1>
1.ピアノ協奏曲
2.ソプラノとオーケストラのための“決闘”(萩原朔太郎 詩)
3.ヴァイオリン協奏曲
4.弦楽四重奏曲第2番
<DISC2>
1.変容抒情短詩
2.祝典序曲
3.ヴァイオリン・ソナタ
4.フルート,チェロ,ピアノのためのソナタ
5.交響三章
【演奏】
若杉弘(指揮)、読売日本交響楽団(DISC1-1~3、DISC2-1,2)
本荘玲子(ピアノ)(DISC1-1)
瀬山詠子(ソプラノ)(DISC1-2)
江藤俊哉(ヴァイオリン)(DISC1-3)
巌本真理弦楽四重奏団(DISC1-4)
黒沼ユリ子(ヴァイオリン)、三善晃(ピアノ)(DISC2-3)
小出信也(フルート)、黒沼俊夫(チェロ)、小林道夫(ピアノ)(DISC2-4)
渡辺暁雄(指揮)、日本フィルハーモニー交響楽団(DISC2-5)
【録音】
1970年7月26&27日 世田谷区民会館(DISC1-1,2)
1970年7月23&24日 世田谷区民会館(DISC1-3)
1968年 ビクター第1スタジオ(DISC1-4)
1970年(DISC2-1,2)
1969年7月1日&1970年 イイノホール(DISC2-3,4)
1981年4月24日 東京厚生年金会館(DISC2-5)

オーケストラル・スペース1966<I>

若き小澤征爾、若杉弘と優れた演奏家たちによる伝説の現代音楽祭ライヴ!
オーケストラル・スペース
音楽祭の企画・構成は、その時々の人気作曲家とプロデューサーが務め、寄贈された作品は現在に至るまで人気作とされる名曲が揃います。今回は1966年の第1回と翌々年に開催された第2回の音楽祭から、CD3枚に分かれての復刻です。
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オーケストラル・スペース1966~この音楽祭は、充実した今日の音楽を、すぐれた演奏によって、聴衆といっしょに確かめあおうといった企画でやられた。1966年5月1,2,4日の3日間、東京・日生劇場で、小沢征爾、若杉弘のふたりの若いすぐれた指揮者と読売日本交響楽団その他の演奏家たちの熱意ある協力によって実現された。これは現代音楽の演奏会としてはめずらしいほどの充実感をもった演奏会だった。聴衆もふかい共感と感動をあたえられた。(ライナーノーツより~秋山邦晴)
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1966年の第1回音楽祭より日本人作曲家の作品を集めた1枚。小澤征爾と高橋悠治、そして読売日響による武満徹「弧-第1部-(ピアノと管弦楽の為の)」をメインに一柳慧、湯浅譲二、高橋悠治3人の作品を収録。日生劇場に於けるライヴ録音。

『オーケストラル・スペース3部作~(1)オーケストラル・スペース1966<I>』
【収録内容】
1.オーケストラとピアノのための「弧」第1部(武満徹)
 小澤征爾指揮
 読売日本交響楽団
 高橋悠治(P)
2.ピアノのための「クロマモルフ」2番(高橋悠治)
 高橋悠治(P)
3.オーケストラと磁気テープのための「ライフ・ミュージック」(一柳慧)
 小澤征爾指揮
 若杉弘指揮
 読売日本交響楽団
4.2つのフルートのための「相即相入」(湯浅譲二)
 吉田雅夫(Fl)
 野口竜(Fl)
【録音】
1966年5月1,2,4日 日生劇場(ライヴ)
※1972年1月発売、VX-69

オーケストラル・スペース1966<II>

伝説の現代音楽祭、海外作品を中心としたパート2
オーケストラル・スペース
音楽祭の企画・構成は、その時々の人気作曲家とプロデューサーが務め、寄贈された作品は現在に至るまで人気作とされる名曲が揃います。今回は1966年の第1回と翌々年に開催された第2回の音楽祭から、CD3枚に分かれての復刻です。
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「〈新しい音〉の発見から〈新しい音の在り方〉の追求へと変貌している現代音楽を、鮮烈な意識と峻厳な態度をもって捉えた、はなばなしい戦いの記録がここにある。おなじ厳しさによってそれに接する聴者は生きることの意味を再発見するに違いない。」(LP帯推薦の言葉より~黛敏郎)
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1966年の音楽祭より、リゲティ、クセナキス、J.ケージといった海外作曲家をメインに据えたパート2。このフェスティバルのためにクセナキスはパリから来日。J.ケージも来日を予定されていましたが、病気を理由にキャンセルとなりました。リゲティ「アトモスフェール」、クセナキス「ストラテジー」はこれが日本初演。ヨーロッパで活躍中の小沢征爾と高橋悠治も帰国して参加。

『オーケストラル・スペース3部作(2)~オーケストラル・スペース1966 <II>』
【収録内容】
1.アトモスフェール(リゲティ)
 小澤征爾指揮
 読売日本交響楽団
2.センジュツ(クセナキス)
 小澤征爾指揮
 若杉弘指揮
 読売日本交響楽団
3.18回目の春を迎えたすばらしい寡(ケージ)
 増田睦美(S)
 若杉弘(P)
4.アンパージュ(レイノルズ)
 野口竜(Fl)
5.合奏協奏曲(安達元彦)
 若杉弘指揮
 読売日本交響楽団
【録音】
1966年5月1,2,4日 日生劇場(ライヴ)
※1972.2発売、VX-81

※3部作第3弾~オーケストラル・スペース1968<III>はこちら>>>
こちらも数量限定となっております。

戦前日本の管弦楽

戦前日本の代表的名曲集!
1972年度芸術祭大賞受賞アルバム『日本の管弦楽作品1914~1942』からセレクト
伊福部昭、早坂文雄、山田耕筰らの日本の管弦楽曲を代表する作品はもちろん、N響が日本人の作曲した優れた管弦楽作品に与えている「尾高賞」として、またフルート協奏曲が有名な尾高尚忠がウィーン時代に作曲した“日本組曲”をはじめ、「日本作曲家撰」シリーズであらためて注目された深井史郎、大木正夫など、戦前日本の管弦楽作品の選集。

【収録曲】
<DISC1>
1.尾高尚忠:日本組曲(朝に/遊ぶ子供/子守歌/祭り)(1936/1938)
2.平尾喜四男:交響詩曲「砧」(1938)
3.深井史郎:パロディ的な四楽章(第1楽章“ファリャ”/第2楽章“ストラヴィンスキー”/第3楽章“ラヴェル”/第4楽章“ルーセル”)(1933/1936)
4.伊福部昭:土俗的三連画(第1楽章“同郷の女達”/第2楽章“ティンベ”/第3楽章“バッカイ”)(1937)
5.早坂文雄:左方の舞と右方の舞(1942)
<DISC2>
1.山田耕筰:音詩「曼荼羅の華」(1913)
2.清瀬保二:日本祭礼舞曲(1940/1942)
3.諸井三郎:交響曲第2番(1937~38)
4.大木正夫:夜の思想(1937)
【演奏】
山岡重信(指揮)、読売日本交響楽団
【録音】
1971年12月13日 東京郵便貯金会館(DISC2-1)
1971年12月14日 東京郵便貯金会館(DISC1-2,5)
1972年1月11日 杉並公会堂(DISC1-1)
1972年1月12日 杉並公会堂(DISC2-4)
1972年2月1日 川口市民会館(DISC1-4)
1972年4月17日 杉並公会堂(DISC2-2)
1972年7月1日 世田谷区民会館(DISC1-3)
1972年7月15日 杉並公会堂(DISC2-3)

現代日本の管弦楽

日本フィルハーモニー交響楽団・委嘱作品セレクション
多岐にわたる委嘱作品の初演を続ける「日本フィル・シリーズ」から7作品をセレクト
日本フィル創立期より初められた邦人作品委嘱シリーズ「日本フィル・シリーズ」は1958年の第1回「矢代秋雄:交響曲」に始まり、2006年「野平一郎:オーケストラのための〈トリプティーク〉」まで39作品を数えます。常任指揮者でもあった渡邉曉雄の発案をもとに多岐にわたる作品の初演がおこなわれてきました。今回はその39作品の中から、7作品をセレクト。5作品が初CD化。

【収録曲】
<DISC-1>
1.矢代秋雄:交響曲(1958)
2.入野義朗:シンフォニア(1959) ※初CD化
3.黛敏郎:弦楽のためのエッセイ(1963) ※初CD化
<DISC-2>
1.間宮芳生:二重合奏協奏曲(1966)※初CD化
2.石井眞木:遭遇II~雅楽とオーケストラのための~ ※初CD化
3.広瀬量平:管弦楽のための「クリマ」(1976)
4.小山清茂:管弦楽のための「鄙歌」第2番(和賛/たまほがい/ウポポ/豊年踊り)(1978) ※初CD化
【演奏】
渡邉曉雄(指揮)
日本フィルハーモニー交響楽団
東京楽所(雅楽)(DISC2-2)
【録音】
1981年11月17日(DISC1&DISC2-1)
1981年4月24日(DISC2-2~4)
東京厚生年金ホール(ライブ)

マーラー:交響曲第8番“千人の交響曲”、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番“革命”/朝比奈隆(指揮)、大阪フィルハーモニー交響楽団

文字通り1,000人で演奏した大阪フィル第100回定期公演のマーラー「千人の交響曲」に加え、ショスタコーヴィチをベスト・カップリング!
マーラー「千人の交響曲」は大阪フィル第100回定期公演記念したイヴェントであると同時に、大阪初演が重なった記念碑的ライヴ。特筆すべきはその演奏規模の巨大さです。4管編成のオーケストラ(別動隊の金管バンダも含む)に加え2組の混声合唱に児童合唱、そして独唱者8名というマーラーの指示に従い、演奏者総数1,000人余を見事に揃え、朝比奈がこれを指揮するという、当時最大スケールでこの演奏会は行われました。折りよく来日していた名バリトン歌手ゲルハルト・ヒュッシュがこの演奏会を偶然知り、合唱指揮を引き受けたというエピソードも見逃せません。カップリングのショスタコーヴィチ「革命」は、朝比奈独特の重厚な音楽作りが全面に押し出された演奏で、ムラヴィンスキーやコンドラシンといったロシアの重鎮指揮者とは趣の異なる独特の名演と呼ぶことができます。
【曲目】
1.ショスタコーヴィチ:交響曲第5番「革命」
2.マーラー:交響曲第8番「千人の交響曲」
【演奏】
朝比奈隆(指揮)
大阪フィルハーモニー交響楽団
以下(2)
樋本 栄、岡田晴美、永井和子(ソプラノ)
桂斗伎子、羽場喜代子(アルト)
伊藤富次郎(テノール)
三室 堯(バリトン)
楯 了三(バス)
ゲルハルト・ヒュッシュ(独唱・合唱指揮)
朝比奈千足、宇宿允人、桜井武雄(合唱主任)
大阪音楽大学、大阪メンズコーラス(第1混声合唱)
アサヒコーラス、グリーンエコー、アイヴィコーラス、関西歌劇団、コードリベットコール(第2混声合唱)
大阪・神戸・奈良放送児童合唱団(児童合唱)
【録音】
1981年2月16日(1)
1972年6月5&6日(2)
大阪フェスティバルホール(ライヴ)

ヤーノシュ・シュタルケルの芸術

メトロポリタン歌劇場やシカゴ響で首席チェロ奏者の座を歴任、その後ソリストに転向したハンガリー生まれのシュタルケルが日本ビクターに録音した2枚のCDを復刻しました。シュタルケルの名を世界にとどろかせたコダーイの「無伴奏チェロ組曲」を含む珠玉の作品集です。ブダペスト音楽院の同輩シェベックとの絶妙のアンサンブルが聴きどころのフランクも忘れがたい名演。円熟期を迎えたシュタルケルの豪放にして繊細な芸術が堪能できます。

【曲目】
<DISC1>
1.ボタームント-シュタルケル:パガニーニの主題による変奏曲
2.コダーイ:無伴奏チェロ・ソナタ
<DISC2>
1.シューベルト:チェロ・ソナタ イ短調「アルペジョーネ」D.821
2.フランク:チェロ・ソナタ イ長調
【演奏】
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)、
岩崎淑(ピアノ)
ジェルギー・シェベック(ピアノ)
【録音】
1970年12月4&5日 東京、杉並公会堂&ビクタースタジオ(DISC1&DISC2-1)
1971年1月23日 ミラノ(DISC2)

小澤征爾~黒人霊歌、ミュージカル・ハイライト集

この復刻までほとんど世に出回らなかったレア盤。知られざる、小澤征爾のデビューアルバム!
1959年ブザンソン指揮者コンクールで優勝から1960年にタングルウッド音楽祭でクーセヴィツキー賞を受賞、1961年にはニューヨークフィルの副指揮者就任と小澤征爾が華々しくデビューした時期にあたる録音で、翌1962年には伝説の「小澤事件」が勃発するので、数少ない活動初期の日本での録音となります。“誰も知らない私の悩み”や“ゆれるよ幌馬車”のアレンジがロジェ・ワーグナーであったり、ミュージカル・ナンバーは南安雄の編曲によるものであったりと、曲自体の魅力も凄いのですが、それを更に小澤風味に仕立て上げてゆくところは、彼が若かりし時から高い音楽性を示していたといえます。

【曲目】
1. 「黒人霊歌」
 誰も知らない私の悩み/海を渡れ/ドライ・ボーンズ/ゆれるよ幌馬車/少年ダビデよ竪琴ならせ/主はダニエルを救い給う/イエスのもとにのがれよう/人皆祈りぬ/時には母のない子のように/ゆけ、モーゼ
2. 「ミュージカル・ハイライト」
 おお美しき朝~オクラホマより/サマータイム~ポーギーとベスより/セプテンバー・ソング~ニッカポッカ・ホリディより/君はわがすべて~ベリー・ウォーム・フォー・メイより/バリ・ハイ~南太平洋より/トゥナイト~ウェストサイド物語より/人生はひとりじゃない~回転木馬より
【演奏】
小澤征爾(指揮)
東京混声合唱団
ビクター・アンサンブル(1)
原信夫とシャープ&フラッツ(2)
【録音】
1961年9月8日 ビクター第1スタジオ(1)
1961年 文京公会堂(ライヴ)(2)

掲載: 2016年04月04日 18:00