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SACDで蘇るチェコ伝説の指揮者、ストゥプカの“新世界”

ストゥプカ

フランティシェク・ストゥプカ(1879-1965) はチェコの指揮者。当初ヴァイオリニストとして、コチアン四重奏団で活躍しますが、1919年にチェコ・フィルの指揮者となり、46年にはモラヴィア・フィルを創設、育成に貢献しました。彼の演奏の特徴は、すぐれた統率力。曖昧さのない見通しの良さは彼一流。「新世界」も8番も自在な棒さばきに圧倒されます。(キングインターナショナル)

チェコの隠れた名指揮者、ファランティシェク・ストゥプカは1879年、旧オーストリア・ハンガリー帝国のテドラジツェに生まれました。オタカール・シェフーチクに師事し、当初はヴァイオリニストとしてスタートします。同門でヤン・クーベリックと並び称されるヴァイオリニスト、ヤロスラフ・コチアンと弦楽四重奏団を結成して活動を行ないましたが、次第に指揮活動の方へと軸足を移してゆくこととなります。
1919年からはチェコ・フィルの指揮者の一人となり戦後、1946年から1956年までモラヴィア・フィルの指揮者を務めまた。また、後進の指導にも積極的で、オデッサ音楽院やヤナーチェク音楽院で教鞭を執っています。1965年没。
ストゥプカと同様にシェフーチクに師事し、オデッサのオーケストラのヴァイオリン奏者として音楽家人生をスタートさせてから、指揮者への道を歩んだ同僚に、偉大なヴァーツラフ・ターリヒがいます。残念なことにストゥプカは、戦後になってから本格な指揮活動を開始したという時代の制約もあってか、世界的に名を知られる存在とはなりませんでした。過去の音盤は、協奏曲の伴奏くらいしか知られていなかったはずです。しかし、ザッハリヒな趣きな中にも熱い血のほとばしり聴かせるこの“新世界”の録音は、知られざる名演奏家の名を後世に伝える最良の遺産となることでしょう。(タワーレコード)

【収録曲目】
ドヴォルザーク
(1)交響曲第9番ホ短調Op.95「新世界より」
(2)交響曲第8番ト長調Op.88
【演奏】
フランティシェク・ストゥプカ(指揮)
チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1964年1月6日、ドモヴィナ・ホール(ライヴ)(1) / 1959年1月8日、スメタナ・ホール(ライヴ)(2)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : SACDハイブリッド(クラシック)

掲載: 2016年08月07日 14:41