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C.デイヴィス&LSO~シベリウス交響曲全集(5SACDハイブリッド+Blu-ray Audio)

Cデイヴィス

サー・コリン・デイヴィス(1927-2013)は、ロンドン交響楽団と50年以上にわたって共演した、楽団にとっても特別な指揮者でした。広大なレパートリーを演奏したデイヴィスですが、とりわけシベリウスには思い入れが深く、‘シベリウスの巨匠’ と称され、このロンドン交響楽団とのチクルスは、‘もっともすぐれたシベリウス全集の録音’ と世界中で絶賛されました。このたび、すべてをSACD ハイブリッド、さらにブルーレイ・オーディオにすべてを収録。あらたな次元で、デイヴィスと楽団のシベリウスを味わいつくすことができます。
デジボックス仕様。それぞれのディスクはスリーブケースに収められています。
(キングインターナショナル)

2013年に世を去った英国の巨匠指揮者、サー・コリン・デイヴィスは、3人の作曲家を生涯にわたって愛し続けました。若き日の彼を印象づけたモーツァルト。世界にその名を知らしめることとなったベルリオーズ。そして、生涯に3回もの交響曲全集をレコーディングしたシベリウスです。
アナログ録音末期にボストン響と録音した全集は、50歳を迎えた指揮者の高揚感がすべての曲に横溢していて、しんねりむっつりという一般的なシベリウスのイメージを一新させてみせました。このオーケストラ特有の厚く豊かな弦の響きを生かした旧Philipsの優秀な録音ともども、中庸を重んずるベルリオーズのスペシャリストという彼に対する認識も大いに改められたのです。そして、指揮者にとって何よりも喜ばしかったのは、このレコードが作曲家の故国フィンランドで高い評価を得たことでしょう。それから約四半世紀を経て、二度目の全集は勝手知ったるロンドン響とともに行なったセッション録音。ゆったりしたテンポを基本とした、腰を割った巨匠的な音楽運びが著しい演奏となりました。
しかし、その録音から今度は数年をおいただけで、三度目の録音に挑んだのがこの全集です。オーケストラの自主レーベルであるLSO Liveには、このシベリウスばかりでなく、サー・コリンが手塩にかけてきたレパートリーが、一気呵成にライヴ録音されてゆきました。エルガーやホルストのような英国音楽。ヴェルディのようなオペラもの。もちろん、その演奏解釈で一家をなしたベルリオーズ。なかでも巨匠指揮者の遺言とも言えるシベリウス演奏が、SACDの優秀な音質で味わえるのがこの全集BOXです。
(タワーレコード)

【収録曲目/録音】
シベリウス
交響曲第1番ホ短調 Op.39 
 [録音]2006年9月23-24日(ライヴ)
交響曲第2番ニ長調 Op.43 
 [録音]2006年9月27-28日(ライヴ)
交響曲第3番ハ長調 Op.52 
 [録音]2003年9月24日-10月2日(ライヴ)
交響曲第4番イ短調 Op.63 
 [録音]2008年6月29日-7月2日(ライヴ)
交響曲第5番変ホ長調 Op.82 
 [録音]2003年12月10-11日(ライヴ)
交響曲第6番ニ短調 Op.104
 [録音]2002年9月28-29日(ライヴ)
交響曲第7番ハ長調 Op.105 
 [録音]2003年9月24日-10月2日(ライヴ)
クレルヴォ交響曲 Op.7 
 [録音]2006年9月18日&10月9日(ライヴ) 
交響幻想曲「ポホヨラの娘」Op.49 
 [録音]2005年10月
交響詩「大洋の女神」Op.73 
[録音]2008年6月29日&7月2日
【演奏】
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
ロンドン交響楽団
モニカ・グロープ(メゾ・ソプラノ) 
ペーテル・マッティ(バリトン) 
ロンドン交響合唱団男声合唱