スウェーデンが世界に誇る孤高のインディー・バンド＝ザ・レディオ・デプトの新作

バンド結成以来、D.I.Yでハイブリッドで唯一無二の楽曲を提供してきたザ・レディオ・デプトが、2010年のヒット・アルバム『Clinging To A Scheme』から約6年振りに新作アルバムを発売。

政治的、知的、道徳的なテーマで書かれた『ランニング・アウト・オブ・ラヴ』は、社会全体のレベルが後退し、間違った方向に動いているすべてのことについてのアルバム。クールな４つ打ちビート、退廃的な雰囲気を醸し出すメロディーライン、メランコリックなヴォーカルやギターなどの音色が、怒りや苛立ち、世界的に見た愛情のぐらつきを見事に表現した内容となっている。かつてないパターンの楽曲には、大いなる期待と良い意味での戸惑いは入り混じるものの、正にザ・レディオ・デプトらしい挑戦である。今作にはバンドと所属レーベルとの間に起きた訴訟問題に踏み込んだ衝撃作「Occupied」含む全10曲と、日本盤にはボーナス・トラックを2曲収録。

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