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〈映像作品〉クリヴィヌ&ラ・シャンブル・フィラルモニーク~オリジナル楽器が奏でる“幻想交響曲”

クリヴィヌ

エクス・アン・プロヴァンスを拠点に活動を行なっているラ・シャンブル・フィラルモニークは2004年、指揮者エマニュエル・クリヴィヌが楽器奏者を一人ひとりオーディションしてつくり上げたオーケストラです。オリジナル楽器の使用と時代様式の演奏をコンセプトとし、古典派からロマン派の作品をレパートリーとしてきました。
仏naiveレーベルと契約を結び2005年、モーツァルトのハ短調ミサ曲からレコーディングを開始。特にドヴォルザークの新世界交響曲と、ベートーヴェンの交響曲全集では、その斬新な解釈と高度な合奏技術が世界中のレコード雑誌で称賛されました。
クリヴィヌ自身は幻想交響曲を1993年、当時の手兵だった国立リヨン管と録音していますが、時代楽器による演奏は、もちろん初めてのこと。“幻想”が作曲、初演された1830年前後という時代は、オーケストラの楽器がモダン・タイプへと入れ替わってゆく端境期。特に管楽器は、古いタイプの楽器と新しいタイプのものが入り混じって演奏されていたと思われます。その上、E♭管クラリネットやオフィクレイドという、当時としても珍しい楽器が、“幻想”の譜面には記されていました。
2014年のライヴ収録となるこの映像は、そんな楽器の数々を目で見て、耳で聴くという知的な楽しみに満ちています。そして、ボーナス映像にはヴァイオリン、バソン、ティンパニといった時代楽器の紹介とともに、クリヴィヌの楽曲解説まで付いているという充実ぶり。映像の字幕は英語とドイツ語のみですが、佐伯茂樹氏による日本語解説書が添付される予定です。
(タワーレコード)

【収録曲目】
ベルリオーズ
幻想交響曲 Op.14
【ボーナストラック】
1.指揮者クリヴィヌによる解題
2.アントワーヌ・ペクールによるバソン紹介
3.アリーヌ・ポタンによるティンパニ紹介
4.クリストフ・ロベールによるヴァイオリン紹介
【演奏】
マニュエル・クリヴィヌ(指揮)
ラ・シャンブル・フィラルモニーク(古楽器使用)
【収録】
2014年、ライヴ(幻想)

[DVD]
DVD9(片面2層) 
収録時間:125分
収録方式:NTSC
リージョン:0(全地域向け)
画面寸法比:16:9
言語:フランス語 
字幕:英語、ドイツ語

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カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2016年12月21日 00:00