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ヒラリー・ガードナーとエイフッド・アシュリー、古き良き時代を伝えるジャズ名曲の数々を往時の雰囲気で聴かせるアルバム

Hilary Gardner - Ehud Asherie

アラスカ育ち、ニューヨークを拠点に活動するヴォーカリスト、ヒラリー・ガードナー。2014年、ANZICよりリリースしたデビュー・アルバム『The Great City』はピアノ・トリオにオルガン、ギター、ホーンなどを加えた豪華編成で、ジャズ界のメディアや評論家から高い評価を得た。イスラエル出身のエイフッド・アシュリーは、グラント・スチュワートとライアン・カイザー参加のデビュー作を始め、ハリー・アレン、ピーター・バーンスタインなどとの共演作をリリース。王道路線まっしぐらのピアニストだ。

確かな歌唱力と美しい歌声、大人の色気もたっぷりのヴォーカルに、小気味よく粋なピアノ。歌と伴奏という単純な関係でなく、お互いの演奏に触発されて音楽が進む様子がよくわかる。楽曲は往年のアメリカン・ソングブックといった内容で、歌い回しもモダンではなく、伝統的なミュージカルに近い雰囲気がある。

バラードから軽快なスウィングまで、古き良きアメリカを存分に楽しめる全9曲だ。

HILARY GARDNER - EHUD ASHERIE 『AFTER YOU'VE GONE』
※ライヴ動画です

Hilary Gardner - Ehud Asherie
『The Late Set』

収録曲:
1. Shadow Waltz (Al Dubin, Harry Warren)
2. Sweet and Slow (Al Dubin, Harry Warren)
3. A Ship Without a Sail (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
4. After You’ve Gone (Henry Creamer, Turner Layton)
5. I Never Has Seen Snow (Harold Arlen, Truman Capote)
6. I Used to Be Color Blind (Irving Berlin)
7. Everything I’ve Got (Lorenz Hart, Richard Rodgers)
8. Make Someone Happy (Betty Comden, Adolph Green, Jule Styne)
9. Seems Like Old Times (John Jacob Loeb, Carmen Lombardo)

メンバー:
Hilary Gardner(vo), Ehud Asherie(p)

掲載: 2018年01月05日 17:14