シェリング生誕100周年記念BOX『フィリップス、マーキュリー&DG録音全集』(44枚組)
シェリング生誕100周年記念BOX
《ヘンリク・シェリング~フィリップス、マーキュリー&DG録音全集》
20世紀の名ヴァイオリニスト、シェリングの生誕100周年を記念したCD44枚組のBOXです。すべてオリジナル・ジャケット仕様。メーカー・インフォには「未発売および世界初CD化の音源も含まれています」とありますが、弊社で調べましたところ、全録音が日本では発売済みで、未CD化はモーツァルトの協奏交響曲1曲のみでした。ただ、20世紀後半を代表する大家によるオーソドックスな演奏・録音のBOX化の意義は大きく、あまりにも個性的になりすぎて、中心を失っているように見える今日のヴァイオリン界において、良き「道しるべ」となることでしょう。『ハイフェッツ大全集』とともにヴァイオリン愛好家必携のBOXです。
(タワーレコード 商品本部 板倉重雄)
ヘンリク・シェリングが1988年の春に69歳で亡くなった時、世界は極上の偉大なヴァイオリニストの一人を失いました。このすばらしい20世紀の音楽家の生誕100周年を記念して、フィリップス、マーキュリー、ドイツ・グラモフォンに残された録音がCD44枚組のBOXで発売されます。すべてオリジナル・ジャケット仕様。未発売および世界初CD化の音源も含まれています。
(ユニバーサルミュージックIMS)
【収録予定】
※ メーカー・インフォにある初発売・世界初CD化情報の誤りは赤文字にて補足いたしました。
(タワーレコード)
*初発売 (日本盤LP、CDあり)
**世界初CD化 (モーツァルトの協奏交響曲のみ世界初CD化、他は日本盤CDあり)
《CD 1》
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲1) 第1番K.207、2) 第2番K.211、3) 第3番K.216、4) ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョK.261
【演奏】
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1970年(1, 2, 4)、1969年(3)、ロンドン
《CD 2》
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲1) 第4番K.218、2) 第5番K.219、ロンド3) K.269、4) K.373
【演奏】
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1970年(1, 3, 4)、1966年(2)、ロンドン
《CD 3》
モーツァルト:1) ヴァイオリン協奏曲第6番K.271a
2) 2つのヴァイオリンのためのコンチェルトーネK.190
【演奏】
ジェラール・プーレ(ヴァイオリン)(2)
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1966年(1)、1970年(2)、ロンドン
《CD 4》
モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲K.364* (世界初CD化)
【演奏】
ブルーノ・ジュランナ(ヴィオラ)
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団
【録音】
1969年、ロンドン
《CD 5》
ベートーヴェン:
1) ヴァイオリン協奏曲Op.61
2) ロマンス第2番** (日本盤CDあり)
【演奏】
ハンス・シュミット=イッセルシュテット(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1965年、ロンドン
《CD 6》
ヴィヴァルディ:
1) 協奏曲集『四季』Op.8**(日本盤CDあり)
2) 協奏曲集『調和の霊感』Op.3より第8・6・9・10番** (日本盤CDあり)
【演奏】
ヘンリク・シェリング(指揮)イギリス室内管弦楽団
【録音】
1969年(1)、1976年(2)、ロンドン
《CD 7》
サン=サーンス:1) ヴァイオリン協奏曲第3番Op.61、2) ハバネラOp.83、3) 序奏とロンド・カプリチオーソOp.28、4) ラヴェル:ツィガーヌ
【演奏】
エドゥアール・ヴァン・ルモーテル(指揮)モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団
【録音】
1969年
《CD 8》
バルトーク:1) ヴァイオリン協奏曲第2番、2) ラプソディ第1番
【演奏】
ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1969年、アムステルダム
《CD 9》
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ1) K.296、2) K.301、3) K.302、4) K.303、5) K.304、6)「羊飼いのセリメーヌ」の主題による12の変奏曲K.359
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1969年(1, 5)、1972年(2-4, 6)、ザルツブルク
《CD 10》
ヴァイオリン・ソナタ1) K.305、2) K.306、3) K.376、4) K.377
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1972年(1-3)、1969年(4)、ザルツブルク
《CD 11》
ヴァイオリン・ソナタ1) K.378、2) K.379、3) K.380、4) K.454
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1969年(1, 4)、1972年(2, 3)、ザルツブルク
《CD 12》
ヴァイオリン・ソナタ1) K.481、2) K.526、3) K.547、4) 「ああ、私は恋人をなくした」の主題による6つの変奏曲K.360
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1969年(1, 2)、1972年(3, 4)、ザルツブルク
《CD 13-14》
J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1-6番** (日本盤CDあり)
【演奏】
ヘルムート・ヴァルヒャ(チェンバロ)
【録音】
1969年、パリ
《CD 15》
[ヘンリク・シェリング・リサイタル]1) デ・ファリャ:スペイン舞曲第1番、2) モンポウ:歌と踊り第1番、3) アルフテル:ジプシー娘の踊り、サラサーテ:4) アンダルシア風ロマンスOp.22 No.1、5) サパテアードOp.23 No.2、6) グァルニエリ:遥かなる歌、7) ミニョーネ:セルタンの夜曲、8) カミーニャ:前奏曲Op.16、9) バレ:前奏曲第15番、10) グァスタビーノ:平原、11) マロキン:祖国から、12) ロロン:メキシコ舞曲、13) カリリョ:前奏曲、14) ポンセ:短いソナタ
【演奏】
クロード・マイヨール(ピアノ)
【録音】
1969年
《CD 16》
1) ベートーヴェン:三重協奏曲Op.56
2) ブラームス:二重協奏曲Op.102
【演奏】
クラウディオ・アラウ(ピアノ)(1)
ヤーノシュ・シュタルケル(チェロ)
エリアフ・インバル(指揮)ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1)
ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(2)
【録音】
1970年、ロンドン(1)、オランダ(2)
《CD 17》
パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第1・4番
【演奏】
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1975年、ロンドン
《CD 18》
1) パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第3番
2) ラロ:スペイン交響曲Op.21
【演奏】
サー・アレクサンダー・ギブソン(指揮)ロンドン交響楽団(1)、エドゥアール・ヴァン・ルモーテル(指揮)モンテカルロ国立歌劇場管弦楽団(2)
【録音】
1971年、ロンドン(1)、1969年(2)
《CD 19》
1) ヴィエニャフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.22
2) シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第2番Op.61
【演奏】
ヤン・クレンツ(指揮)バンベルク交響楽団
【録音】
1972年、バンベルク
《CD 20》
ベートーヴェン:1) ヴァイオリン協奏曲Op.61、2) ロマンス第1・2番
【演奏】
ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1973年、アムステルダム(1)、1970年、オランダ(2)
《CD 21》
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
【演奏】
ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1973年、オランダ
《CD 22》
シューベルト:
1) ソナチネD384**・D385**・D408** (日本盤CDあり)
2) 二重ソナタD574** (日本盤CDあり)
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1974年
《CD 23》
1) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35
2) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
【演奏】
ベルナルト・ハイティンク(指揮)ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
【録音】
1976年、アムステルダム
《CD 24》
J.S.バッハ:1) ヴァイオリン協奏曲第2・1番、2) 2つのヴァイオリンのための協奏曲BWV1043、3) 管弦楽組曲第3番よりアリア
【演奏】
モーリス・アッソン(ヴァイオリン)(2)、サー・ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
【録音】
1976年、ロンドン
《CD 25》
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1-3番
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1978年、ラ・ショードフォン
《CD 26》
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第4番・第5番『春』
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1978年、ラ・ショードフォン
《CD 27》
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ1) 第6番、2) 第7番、3) 第8番
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1978年(1, 3)、1979年(2)、ラ・ショードフォン
《CD 28》
ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第9番『クロイツェル』・第10番
【演奏】
イングリット・ヘブラー(ピアノ)
【録音】
1979年、ラ・ショードフォン
《CD 29》
J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲第2・4・5番
【演奏】
サー・ネヴィル・マリナー(指揮)アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズ
【録音】
1980年、ロンドン
《CD 30》
1) ブラームス:ヴァイオリン協奏曲Op.77
2) チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲Op.35* (日本ではLP,CDとも発売済み)
【演奏】
アンタル・ドラティ(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1962年、ロンドン
《CD 31》
ハチャトゥリアン:ヴァイオリン協奏曲
【演奏】
アンタル・ドラティ(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1964年、ロンドン
《CD 32》
[シェリング・プレイズ・クライスラー]クライスラー:1) ウィーン奇想曲、2) 美しきロスマリン、3) 愛の悲しみ、4) 愛の喜び、5) レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス、6) テンポ・ディ・メヌエット、7) 前奏曲とアレグロ、8) ルイ13世の歌とパヴァーヌ、9) 中国の太鼓、10) メヌエット、11) オールド・リフレイン、12) ベートーヴェンの主題によるロンディーノ、13) アレグレット
【演奏】
チャールズ・ライナー(ピアノ)
【録音】
1963年、ニューヨーク
《CD 33》
[Treasures for the Violin]1) バルトーク:ルーマニア民俗舞曲、2) ドビュッシー:レントより遅く、3) ノヴァーチェク:常動曲、4) ブラームス:ハンガリー舞曲第17番、5) マロキン:メキシコの子守歌、6) リムスキー=コルサコフ:熊蜂の飛行、7) ルクレール:ヴァイオリン・ソナタ第3番、8) グルック:『オルフェオとエウリディーチェ』よりメロディ、9) ヴィターリ:シャコンヌ、10) ロカテッリ:『ヴァイオリンの技法』よりカプリス「音楽の迷宮
【演奏】
チャールズ・ライナー(ピアノ)
【録音】
1963、64年、ニューヨーク
【収録予定】
《CD 34》
1) シューマン:ヴァイオリン協奏曲WoO23
2) メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲Op.64
【演奏】
アンタル・ドラティ(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1964年、ロンドン
《CD 35》
J.S.バッハ:1) ヴァイオリン協奏曲第1・2番、2) 二重協奏曲BWV1043
【演奏】
ヘンリク・シェリング(指揮)コレギウム・ムジクム・ヴィンタートゥール
【録音】
1965年、ヴィンタートゥール
《CD 36》
1) シベリウス:ヴァイオリン協奏曲Op.47**(日本盤CDあり)
2) プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番** (日本盤CDあり)
【演奏】
ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1965年、ロンドン
《CD 37》
[ソナタ&パルティータVol.1]J.S.バッハ:1) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番、2) 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番、3) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番
【録音】
1967年、ヴヴェイ
《CD 38》
[ソナタ&パルティータVol.2]J.S.バッハ:1) 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番、2) 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番、3) 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番【録音】
1967年、ヴヴェイ
《CD 39》
1) ベルク:ヴァイオリン協奏曲、2) マルティノン:ヴァイオリン協奏曲Op.51
【演奏】
ラファエル・クーベリック(指揮)バイエルン放送交響楽団
【録音】
1968年(1)、1969年(2)、ミュンヘン
《CD 40》
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第1・2番
【演奏】
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)、ピエール・フルニエ(チェロ)
【録音】
1969年、ヴヴェイ
《CD 41》
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲1) 第3番、2) 第6番
【演奏】
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)、ピエール・フルニエ(チェロ)
【録音】
1969年(1)、1970年(2)、ヴヴェイ
《CD 42》
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番『幽霊』・第7番『大公』
【演奏】
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)、ピエール・フルニエ(チェロ)
【録音】
1970年、ヴヴェイ
《CD 43》
ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲1) WoO38、2) 第10番、3) WoO39、4) 第11番
【演奏】
ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)、ピエール・フルニエ(チェロ)
【録音】
1969年(1, 2, 4)、1970年(3)、ヴヴェイ
《CD 44》
1) ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタOp.1 No.3・10・12-15、2) コレッリ:ヴァイオリン・ソナタ『ラ・フォリア』
【演奏】
ユゲット・ドレフュス(チェンバロ)
【録音】
1981年、フランス
カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)
掲載: 2018年07月12日 12:00