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NHK「あさイチ」生出演。いま日本中に感動を呼んでいるピアニスト、野田あすか

野田あすか


アスコムチャンネル公式YOU TUBEより

生まれつきの脳の障害である「発達障害」と診断され、たくさんの苦しみを抱え、自分の障害と向き合いながらも精力的な演奏活動を続け、いま日本中に感動を呼んでいるピアニスト、野田あすかがNHKあさイチに生出演しました。
番組内で演奏した彼女のオリジナル曲「なつかしさ」「明日にむかって」を収録したファースト・アルバム『哀しみの向こう』。
今作は、ショパンやドビュッシーの名曲に加え、彼女自作の4曲「明日にむかって」「哀しみの向こう」「なつかしさ」「ココロのふるさと」を演奏し、感動を呼んだソロリサイタルの模様をライブ収録。DVDにはそのうち自作曲3曲のライヴの模様を収録しています。
(タワーレコード)

【収録曲】
{CD]
1. ノクターン 第1番 変ロ短調 Op.9-1 (ショパン)
2. アラベスク 第1番 (ドビュッシー)
3. 3つの小品 Iパストラール/II讃歌/IIIトッカータ(プーランク)
4. なつかしさ (野田あすか)
5. ココロのふるさと (野田あすか)
6. あしたに向かって (野田あすか)
7. アンダンテ・カンタービレ(「パガニーニの主題による狂詩曲」より第18変奏)(ラフマニノフ)
8. 哀しみの向こう (野田あすか)

{DVD]
1.なつかしさ (野田あすか)
2.あしたに向かって (野田あすか)
3.哀しみの向こう (野田あすか)
ソロリサイタル「野田あすか ピアノ・リサイタル~ありのままで~」(2017年11月16日・17日 浜離宮朝日ホール)にてライブ収録

【演奏】
野田あすか(ピアノ)

【プロフィール】
野田あすか
宮崎県在住の発達障害を抱えるピアニスト。
1982 年生まれ。4歳の頃より音楽教室に通い始め、やがてピアニストの道を志すようになる。
子どもの頃から人とのコミュニケーションがうまくとれず、たびたび特異な行動をとり、それが原因でいじめを受け、自傷行為が始まり、転校を余儀なくされる。
憧れであった宮崎大学に入学するも、人間関係によるストレスで過呼吸発作を起こし、たびたび倒れて入退院を繰り返し、大学を中退。
家族や周囲の人は困り、悩まされたが、あすか本人も「どうして、まわりの人とうまくいかないの?」と悩みつづけた。
その後、宮崎学園短期大学音楽科の長期履修生となる。
この頃に恩師となる田中幸子先生と出会い、自分の心をピアノで表現することができるようになる。
短期留学したウィーンでも倒れ、22歳で初めて生まれつきの脳の障害である「発達障害」と診断された。
帰国後、パニックで自宅2階から飛び降りて、右足を粉砕骨折し、ピアノのペダルを踏めなくなるが、現在では、工夫して左足で踏んでいる。
たくさんの苦しみを抱え、自分の障害と向き合ってきたことで、あすかの奏でる「やさしいピアノ」は多くの人の感動をよんでいる。
2006年、第12回宮日音楽コンクールでグランプリ並びに全日空ヨーロッパ賞を受賞。ほか受賞歴多数。
2015年、あすか誕生からの33年間を両親と共につづった『CDブック 発達障害のピアニストからの手紙 どうして、まわりとうまくいかないの?』(野田あすか、野田福徳・恭子著、アスコム刊)を上梓。
同時に発達障害の人の気持ちを歌った自作曲「手紙 小さいころの私へ」「生きるためのメロディ」を発表し、付属CDに収録した。
2016年、自作曲10曲を収録したCDブック第2弾『脳科学者が選んだ やさしい気持ちになりたい時に聞く 心がホッとするCDブック』(野田あすか音楽、中野信子著、アスコム刊)を出版。
同年、東京・銀座の王子ホールでリサイタルを開き、プロのピアニストとしてデビュー。
2017年、東京・築地の浜離宮朝日ホールをはじめ、大阪、宮崎などでもリサイタルを開催し、完売・満席の大好評を博す。2018年は全国ツアーを開催。今後の活動が注目されているピアニストである。
2017年、第8回岩谷時子賞奨励賞を受賞。
2018年3月21日 ファーストアルバム「哀しみの向こう」発売。

掲載: 2018年11月20日 09:30