Yonathan Avishai(ヨナタン・アヴィシャイ)アルバム『Joys and Solitudes』をECMよりリリース
イスラエル/フランス人ピアニスト、ヨナタン・アヴィシャイはトランぺッター、アヴィシャイ・コーエンの作品『Into The Silence』『Cross My Palm With Silver』などに参加し大きな貢献を果たしてきているが、並行してこの5年間自身のプロジェクトを進めていた。今回はそのトリオ初の作品!
パリを拠点にするイスラエル人ベーシスト、ジョニ・ゼルニク、ギニア/ギリシャ系フランス人ドラマー、ドナルド・コントマヌーを従えたトリオで"Modern Times Trio"と呼び名でも知られる。
オープニングはデューク・エリントンの"Mood Indigo"。アヴィシャイ曰く、「エリントンは今でもモダン・ピアニストでありモダンなコンポーザー」,そのほかはオリジナルが続くが、アヴィシャイは幅広い音楽、自身の様々な体験に言及し、 "Les pianos de Brazzaville"ではコンゴ共和国への旅を思い出す。 "Tango"では Dino SaluzziとAnja Lechneの『Ojos Negros』へのリスポンス、さらに"When Things Fall Apart" ではソウルメイトのアヴィシャイ・コーエンからインスパイアを受ける。
伝統に趣を置いたピアノ・プレイながら今の時代ならではのオリジナル、そしてブルースやスウィングなど、表現の幅広さが圧巻。
【収録曲】
1. Mood Indigo
2. Song For Anny
3. Tango
4. Joy
5. Shir Boker
6. Lya
7. When Things Fall Apart
8. Les pianos de Brazzaville
タグ : ECM
掲載: 2019年02月04日 08:45