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フィリップ・アントルモン/ コロンビア・マスターワークス独奏曲録音全集(34枚組)

アントルモン/コロンビア・マスターワークス独奏曲録音全集

アーティスト全面協力によるアントルモン85歳記念リリース
バッハからサティまで、
フランスが誇るピアノの巨匠のソロ録音を初めて集成した34枚組BOX
貴重な日本録音も完全網羅

フランスが誇る世界的な巨匠ピアニスト、フィリップ・アントルモンの85歳を記念して、アントルモンが1956年から1985年にかけてソニークラシカル(および日本のソニー・ミュージック)に録音してきたピアノ独奏曲の全録音を集成した34枚組のコレクターズ・ボックスです。各ディスクは初出時のオリジナルLPのカップリングとジャケット/レーベル・デザインが使用され、同一曲の再録音・初CD化音源も網羅されています。2014年の80歳記念の年に発売された19枚組の協奏曲録音全集と合わせ、この極めて個性的な巨匠の録音での仕事の全貌を概観することが可能となりました。

◎ショパンの名演の数々
アントルモンが世界的に注目されるきっかけとなったのは、1953年のマルグリート・ロン・ピアノ・コンクール(現ロン=ティボー=クレスパン・コンクール)の優勝、そして同年のジョリヴェ「赤道協奏曲」とリストの第1番とによるニューヨーク・フィルとの初共演でした。さらにこの時期にアントルモンをオーディションしたオーマンディは直ちにフィラデルフィア管弦楽団との共演も決め、オーマンディとの縁を通じてコロンビア・レコードとの契約が決まり、1956年にコロンビアのサブ・レーベルであったエピックからショパン・アルバム(CD1)をリリースし、メジャー・デビューを果たします。このデビュー盤は、ショパンの作品をバランスよく集めていますが、ポロネーズ第5番とタランテラという比較的演奏機会の少ない曲におけるアントルモンの優れた手腕を記録しています。バラード第3番は1958/59年のバラード全曲盤(CD3)でステレオで再録音し、さらに1970年にはバラード全曲の2度目の録音(CD12)とスケルツォ全曲(CD13)を録音し、ワルツ全曲(1967年)、ポロネーズ集(CD11)、そしてデジタル時代の小品集(CD31、一部は75年録音)と合わせ、ショパンの名演奏家としてのアントルモンの名演が刻まれています。

◎フランス音楽の名演
そしてアントルモンといえば、ドビュッシー、ラヴェル、フォーレ、サティ、シャブリエなど自国フランス音楽(CD7、CD14、CD20、CD21、CD30)における卓越した仕事ぶりを挙げておくべきでしょう。「私のドビュッシー演奏は日々変化する。ドビュッシーの音楽にはその余地があるからだ、その日の気分にも影響される。英雄のように意気盛んなドビュッシーを弾く日もあれば、控えめなドビュッシーの日もある。しかし今日では、ドビュッシーを印象派風に弾くのは求められていない。作品の構造が丸見えになるようなクリーンな解釈が流行している。私はそんなのは好きじゃない」と言明するアントルモンらしく、それぞれの作曲家の様式感を踏まえつつも雰囲気豊かなフランス音楽の世界がここにあります。中でも日本におけるアントルモン最大のベストセラーの1枚となったサティ・アルバム(CD30)は、日本盤とは異なるヨーロッパ盤のオリジナル・ジャケットが採用されているのも注目。

◎ロシア音楽への傾倒
若いころからロシア音楽を愛していたアントルモンゆえに、バーンスタインと共演したチャイコフスキーやラフマニノフの名演は何度も再発売されていますが、1958年録音のムソルグスキー「展覧会の絵」は今回初めてCD化される、知られざる名盤です(CD2)。そしてフランス人であるにもかかわらず、チャイコフスキーの小品を録音するというパイオニア的役割を果たしたのも国際人アントルモンならでは(CD6)。

◎小品の魅力を巧みに引き出す手腕
またアントルモンはピアノ小品を愛し、リサイタルでのアンコールに気の利いた小品を弾くことで知られていました。まるでこうしたピアノ小品が好まれたSP時代へのトリビュートでもあるかのようなエントルモンの小品集(CD7、CD9、CD26、CD32-34)は、それぞれの作品に込められた個性の輝きを巧みに引き出すことで知られています。

◎子供のための練習曲を格調高く弾くアントルモン~日本からのリクエストで実現
そしてアントルモンの音楽活動の中で忘れてはならないのは、指導者として教育活動であり、世界各地でのマスタークラスによって数多くのピアニストを育て上げています。1973年に日本で当時のCBSソニーのために録音したブルグミュラーの練習曲(CD15)は、それまでアントルモンのような世界的なピアニストが録音することがなかったレパートリーであり、このアルバムの成功を皮切りに、バッハ「インヴェンションとシンフォニア」(CD16)、「アンア・マグダレーナ・バッハのための音楽帳」(CD17)、ソナチネ集(CD18)、ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンのソナタ集(CD22-25)が続々と日本のために録音されました。ピアノ学習者向けの楽譜集に準拠したこれらのアルバムは、アントルモンの卓越したピアニズムをより幅広い聴き手に広めることになり、このことがNHKの「スーパーピアノレッスン」でモーツァルト編を担当することにもつながりました。

◎協奏曲・室内楽も
2014年の19枚組の協奏曲集に含まれていなかった、オッコ・カム/ナショナル・フィルとのドホナーニ/シュトラウス/リトフの協奏的作品を収めた1979年のアルバム(CD27)や、フランスの大チェリスト、モーリス・ジャンドロンとの貴重なソナタ共演盤(CD4)、ギャビー・カザドシュ他と共演した「動物の謝肉祭」などの室内楽(CD28)、20世紀フランスを代表する名ソプラノ、レジーヌ・クレスパンの絶頂期に録音されたフランス歌曲集(CD29)も含まれています。

各ディスクはオリジナルLPデザインの紙ジャケットに封入。録音データを完備した別冊解説書付き。CDレーベルは当時のLPのレーベル・デザインを採用。クラムシェル・ボックスに収納(サイズ: L 13.9cm x W 12.7cm x H 13.2cm)(2/3)
(ソニー・ミュージック)

【曲目】
<CD1>
1. バラード第3番 変イ長調 Op.47
2. 夜想曲第8番 変ニ長調 Op.27-2
3. 即興曲第1番 変イ長調 Op.29
4. タランテラ 変イ長調 Op.43
5. スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
6. ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44
7. ポロネーズ第3番 イ長調『軍隊』Op.40-1
[録音]1956年
[オリジナル番号]LC 3316
<CD2>
1. ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
2. ラヴェル:道化師の朝の歌
3. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ
[録音]1958年
[オリジナル番号]ML 5366
<CD3>
ショパン:
1. バラード第1番 ト短調 Op.23
2. バラード第2番 ヘ長調 Op.38
3. バラード第3番 変イ長調 Op.47
4. バラード第4番 ヘ短調 Op.52
[録音]1956年
[オリジナル番号]MS 6118
<CD4>
1. ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第3番 イ長調 Op.69
2. ブラームス:チェロ・ソナタ第2番 ヘ長調 Op.99
[共演]モーリス・ジャンドロン(チェロ)
[録音]1959年2月24-26日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
[オリジナル番号]MS 6135
<CD5>
ドビュッシー:
1. 水の反映
2. 喜びの島
3. デルフィの舞姫
4. とだえたセレナード
5. 沈める寺
6. パックの踊り
7. ミンストレル
8. 2つのアラベスク
9. レントより遅く
10. ヴィーノの門
11. ラヴィーヌ将軍
12. 花火
13. 月の光
[録音]1959年11月27, 30日、12月1日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
[オリジナル番号]MS 6214
<CD6>
チャイコフスキー:
1. ユモレスク Op.10-2
2. カプリッチョーソ Op.19-5
3. ワルツ・スケルツォ Op.7
4. 無言歌 Op.40-6
5. サロン風マズルカ Op.9-3
6. 悲しい歌 Op.40-2
7. 舟歌 Op.37-6
8. スケルツォ Op.40-11
9. 無言歌 Op.2-3
10. ロマンス Op.5
11. 夜想曲 Op.19-4
12. ユーモラスなスケルツォ Op.19-2
[録音]1961年3月13-15日、ハリウッド、アメリカ在郷軍人会ホール
[オリジナル番号]MS 6446
<CD7>
ドビュッシー:
1. ピアノのために L.95
2. 映像第1集 L.110
3. 映像第2集 L.111
4. 子供の領分 L.113
[録音]1963年7月10-11日、パリ
[オリジナル番号]MS 6567
<CD8>
リスト:
1. 愛の夢 第3番 変イ長調
2. 3つの演奏会用練習曲~第2曲「軽やかさ」
3. コンソレーション 第3番
4. メフィスト・ワルツ第1番
5. 3つの演奏会用練習曲~第3曲「ため息」
6. 忘れられたワルツ
7. ハンガリー狂詩曲第15番「ラコツィ行進曲」
8. サルヴァトール・ローザのカンツォネッタ
9. ハンガリー狂詩曲第2番
[録音]1964年12月28-29日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
[オリジナル番号]MS 6723

<CD9>
1. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調Op.27-2『月光』~第1楽章
2. ブラームス:ハンガリー舞曲第6番
3. シューマン:トロイメライ
4. グラナドス:スペイン舞曲第5番
5. ルビンシテイン:へ調のメロディ Op.3-1
6. プロコフィエフ:古典交響曲Op.25~ガヴォット
7. ショパン:練習曲第12番 ハ短調Op.10-12『革命』
8. J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ
9. メンデルスゾーン:紡ぎ歌 Op.67-4
10. ドヴォルザーク:ユーモレスク Op.101-7
11. パデレフスキ:メヌエット ト長調Op.14-1
12. ショパン:ポロネーズ第6番 変イ長調Op.53『英雄』
[録音]1967年11月8日、スイス、ヴィンタートゥール教会市民会館
[オリジナル番号]MS 7229
<CD10>
ショパン:
1. ワルツ第1番 変ホ長調Op.18「華麗なる大円舞曲」
2. ワルツ第2番 変イ長調Op.34-1「華麗なる円舞曲」
3. ワルツ第3番 イ短調Op.34-2「華麗なる円舞曲」
4. ワルツ第4番 ヘ長調Op.34-3「華麗なる円舞曲」
5. ワルツ第5番 変イ長調Op.42
6. ワルツ第6番 変ニ長調Op.64-1「小犬」
7. ワルツ第7番 嬰ハ短調Op.64-2
8. ワルツ第8番 変イ長調Op.64-3
9. ワルツ第9番 変イ長調Op.69-1「別れのワルツ」
10. ワルツ第10番 ロ短調Op.69-2
11. ワルツ第11番 変ト長調Op.70-1
12. ワルツ第12番 ヘ短調Op.70-2
13. ワルツ第13番 変ニ長調Op.70-3
14. ワルツ第14番 ホ短調 遺作
[録音]1967年11月6-7日、スイス、ヴィンタートゥール教会市民会館
[オリジナル番号]MS 7196
<CD11>
ショパン:
1. ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26-1
2. ポロネーズ第2番 変ホ短調 Op.26-2
3. ポロネーズ第3番 イ長調 Op.40-1『軍隊』
4. ポロネーズ第4番 ハ短調 Op.40-2
5. ポロネーズ第5番 嬰へ短調 Op.44
6. ポロネーズ第6番 変イ長調 Op.53『英雄』
[録音]1968年11月18-19日、スイス、ヴィンタートゥール教会市民会館
[オリジナル番号]MS 7328
<CD12>
ショパン:
1. バラード 第1番 ト短調 Op.23
2. バラード 第2番 ヘ長調 Op.38
3. バラード 第3番 変イ長調 Op.47
4. バラード 第4番 ヘ短調 Op.52
[録音]1970年2月2 & 5日、スイス、ヴィンタートゥール教会市民会館
[オリジナル番号]M 30076
<CD13>
ショパン:
1. スケルツォ第1番 ロ短調 Op.20
2. スケルツォ第2番 変ロ短調 Op.31
3. スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op.39
4. スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
[録音]1970年10月2-3日、スイス、ヴィンタートゥール教会市民会館
[オリジナル番号]M 30945
<CD14>
1. ラヴェル:『クープランの墓』~「リゴドン」
2. ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
3. ラヴェル:『道化師の朝の歌』
4. ドビュッシー:『亜麻色の髪の乙女』
5. ドビュッシー:『夢想』
6. シャブリエ:『スケルツォ・ワルツ』
7. サティ:『ジムノペディ第1番』
8. サティ:『ジムノペディ第2番』
9. サティ:『ジムノペディ第3番』
10. フォーレ:『夜想曲第6番 変ニ長調 Op.63』
11. フォーレ:『即興曲第3番 変イ長調 Op.34』
12. プーランク:『3つの小品』FP.48 ~「トッカータ」
[録音]1970年10月4-5日、スイス、ヴィンタートゥール教会市民会館(1-9)
1972年12月7日、ロンドン、EMIスタジオ(10-12)
[オリジナル番号]M 32070
<CD15>
ヨハン・ブルグミュラー:25の練習曲 Op.100(全曲)
[録音]1973年6月4日、日本
[オリジナル番号]SOCL 143
<CD16>
J.S.バッハ:インヴェンションとシンフォニア BWV.772-801(全曲)
[録音]1975年7月6日、日本
[オリジナル番号]SOCL 287
<CD17>
1. 『アンナ・マグダレーナ・バッハのための音楽帳』~ BWV Anh.113-130, 132,
2. 『ゴルトベルク変奏曲』BWV.988 ~ アリア
[録音]1975年7月6日、日本
[オリジナル番号]SOCL 288
<CD18>
1. クーラウ:ソナチネ ハ長調 Op.20-1
2. クーラウ:ソナチネ ト長調 Op.20-2
3. クーラウ:ソナチネ ヘ長調 Op.20-3
4. クーラウ:ソナチネ ハ長調 Op.55-1
5. クーラウ:ソナチネ ト長調 Op.55-2
6. クーラウ:ソナチネ ハ長調 Op.55-3
7. クレメンティ:ソナチネ ハ長調 Op.36-1
8. クレメンティ:ソナチネ ト長調 Op.36-2
9. クレメンティ:ソナチネ ハ長調 Op.36-3
[録音]1970年12月27日、フランス、アスカン、Manoir d'Ascoubia
[オリジナル番号]MG 33202
<CD19>
1. クレメンティ:ソナチネ へ長調 Op.36-4
2. クレメンティ:ソナチネ ト長調 Op.36-5
3. クレメンティ:ソナチネ ニ長調 Op.36-6
4. ハイドン:ピアノ・ソナタ第48番 ハ長調 Hob. XVI: 35
5. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 K.545
6. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-2
7. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
8. ドゥシーク(ドゥセック):ソナチネ第1番 Op.20
[録音]1970年12月27日、フランス、アスカン、Manoir d'Ascoubia
[オリジナル番号]MG 33202
<CD20>
ラヴェル:
1. 亡き王女のためのパヴァーヌ
2. …風に
3. ソナチネ 嬰ヘ短調
4. 組曲『鏡』
5. マ・メール・ロワ
6. ハバネラ
7. 水の戯れ
[録音]1974年1月4-5日、6月14-16日、ロンドン、CBSスタジオ No1
[オリジナル番号]MG 33311
<CD21>
ラヴェル:
1. 夜のガスパール
2. 古風なメヌエット
3. クープランの墓
4. 高雅で感傷的なワルツ
5. 前奏曲
6. ハイドンの名によるメヌエット
[録音]1974年1月4-5日、6月14-16日、ロンドン、CBSスタジオ No1
[オリジナル番号]MG 33311
<CD22>
ハイドン:
1. ピアノ・ソナタ第48番 ハ長調 Hob. XVI:35
2. ピアノ・ソナタ第25番 ハ長調 Hob. XVI:27
3. ピアノ・ソナタ第50番 ニ長調 Hob. XVI:37
4. ピアノ・ソナタ第32番 嬰ハ短調 Hob. XVI:36
[録音]1972年8月7日、ロンドン、CBSスタジオ
[オリジナル番号]40AG 78
<CD23>
1. ハイドン:ピアノ・ソナタ第53番 ホ短調 Hob. XVI:34
2. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第16番 ハ長調 K.545
3. モーツァルト:ピアノ・ソナタ ヘ長調 K.547a(Ahn.135)
4. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番 ヘ長調 K.332/300k
[録音]1972年8月7日、ロンドン、CBSスタジオ
[オリジナル番号]40AG 79
<CD24>
1. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第5番 ト長調 K.283
2. モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番 イ長調 K.331/330i『トルコ行進曲付き』
[録音]1972年8月7日、ロンドン、CBSスタジオ
[オリジナル番号]40AG 80
<CD25>ベートーヴェン:
1. ピアノ・ソナタ第19番 ト短調 Op.49-1
2. ピアノ・ソナタ第20番 ト長調 Op.49-1
3. ピアノ・ソナタ第25番 ト長調 Op.79
4. ピアノ・ソナタ第9番 ホ長調 Op.14-1
5. ピアノ・ソナタ第10番 ト長調 Op.14-2
[録音]1972年8月7日、ロンドン、CBSスタジオ
[オリジナル番号]40AG 81
<CD26>
1. ラモー:『タンブーラン』
2. J.S.バッハ:『主よ、人の望みの喜びよ』
3. J.S.バッハ:『目覚めよと呼ぶ声あり』
4. ダカン:『かっこう』
5. ベートーヴェン:『トルコ行進曲』
6. ジョン・フィールド:『ノクターン』
7. リスト:『愛の夢 第3番』
8. ルビンシテイン:『天使の夢』
9. ブラームス:『ハンガリー舞曲 第5番』
10. チャイコフスキー:『悲しき歌』
11. グリーグ:『アニトラの踊り』
12. アルベニス:『タンゴ ニ長調』
13. ドビュッシー:『月の光』
14. ドビュッシー:『アラベスク 第1番』
15. ドビュッシー:『アラベスク 第2番』
16. ドビュッシー:『亜麻色の髪の乙女』
17. ラフマニノフ:『前奏曲 ト短調』Op.23-5
[録音]1975年9月9日、ロンドン、CBSスタジオ
[オリジナル番号]30 AC 91/92
<CD27>
1. ドホナーニ:ピアノと管弦楽のための童謡主題による変奏曲 ハ長調 Op.25
2. R.シュトラウス:ブルレスケ ニ短調
3. アンリ・リトルフ:交響的協奏曲 ニ短調 Op.102
[共演]オッコ・カム(指揮) ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団
[録音]1979年6月19日、7月16日、ロンドン、アビイロード・スタジオ [オリジナル番号]M 35832
<CD28>
サン=サーンス:
1. 『動物の謝肉祭』(室内楽版)
[共演]ギャビー・カザドシュ(ピアノ)、アラン・マリオン(フルート)、
ミシェル・アリニョン(クラリネット)、ミシェル・カルス(グロッケンシュピール)
ミシェル・チェルッティ(シロフォン)、レジス・パスキエ(ヴァイオリン)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(ヴァイオリン)、ジェラール・コセ(ヴィオラ)
ギャビン・ロリドン(コントラバス)
[録音]1978年5月29-31日、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
2. 『ベートーヴェンの主題による変奏曲』Op.35
3. 『ポロネーズ ヘ短調』Op.77
[共演]ギャビー・カザドシュ(ピアノ)
[録音]1978年5月29-31日、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
[オリジナル番号]M 35851
<CD29>
1. ラヴェル:歌曲集『博物誌』M.50
2. サティ:『帽子屋』
3. サティ:『やさしく』
4. サティ:『ダフェネオ』
5. サティ:『乗合自動車』
6. サティ:『ブロンズの銅像』
7. サティ:『あなたがほしい』
8. サティ:『猫のシャンソン』
9. サティ:『ランピール劇場の歌姫』
[共演]レジーヌ・クレスパン(ソプラノ)、
[録音]1978年5月29-31日、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
[オリジナル番号]M 36666
<CD30>サティ:
1. 『あなたがほしい』
2. 『金の粉』
3. 『3つのジムノペディ』
4. 『自動記述』
5. 『気むずかしい気取り屋の3つの高雅なワルツ』
6. 『3つのグノシエンヌ』
7. 『太った木の人形のスケッチとからかい』
8. 『最後から2番目の思想』
9. 『ノクテュルヌ 第1番』
[録音]1979年11月、パリ、ノートルダム・デュ・リバン教会
[オリジナル番号]M 37247
<CD31>
ショパン:
1. ワルツ 第3番 イ短調 Op.34-2
2. ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18『華麗なる大円舞曲』
3. 前奏曲 第7番 イ長調 Op.28-7
4. 練習曲 第5番 変ト長調 Op.10-5『黒鍵』
5. 練習曲 第12番 ハ短調Op.10-12『革命』
6. 3つのエコセーズ Op.72-3
7. 前奏曲 第15番 変ニ長調 Op.28-15『雨だれ』
8. ポロネーズ 第3番 イ長調 Op.40-1『軍隊』
9. 夜想曲 第1番 変ロ短調 Op.9-1
10. マズルカ 第5番 変ロ長調 Op.7-1
11. 練習曲 第3番 ホ長調 Op.10-3『別れの曲』
[録音]1985年、ウィーン、Austrophon Studios (1-6)
1975年9月9日、ロンドン、CBSスタジオ (7-11)
[オリジナル番号]30 CD-760

<CD32>
1. ベートーヴェン:『エリーゼのために』WoO.59
2. シューベルト:『楽興の時 第3番』D.780
3. メンデルスゾーン:『春の歌』Op.62-6
4. モーツァルト:『キラキラ星変奏曲』K.265
5. ドヴォルザーク:『ユーモレスク』Op.101-7
6. ヘンデル:『調子のよい鍛冶屋』HWV.430
7. ベートーヴェン:『ト調のメヌエット』WoO.10-2
8. シューマン:『楽しき農夫』Op.68-10
9. チャイコフスキー:『舟唄』Op.37a-6
10. ラヴェル:『水の戯れ』M.30
11. ドビュッシー:『アラベスク 第1番』
12. ファリャ:『火祭の踊り』
13. ドビュッシー:『夢想』
14. ベートーヴェン:『トルコ行進曲』
[録音]1985年8月、ウィーン、Austrophon Studios
[オリジナル番号]30 CD-782
<CD33>
1. J.S.バッハ:『シチリアーノ』
2. ダカン:『かっこう』
3. シューマン:『トロイメライ』
4. ラモー:『タンブーラン』
5. アルベニス:『タンゴ ニ長調』
6. ルビンシテイン:『へ調のメロディ』
7. ラフマニノフ:前奏曲 ト短調 Op.23-5
8. ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
9. リスト:演奏会用練習曲第3番『ためいき』
10. リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調
11. ドビュッシー:『ゴリウォークのケーク・ウォーク』
12. ラヴェル:『亡き王女のためのパヴァーヌ』
13. プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より「行進曲」
[録音]1985年8月、ウィーン、Austrophon Studios
[オリジナル番号]30 CD-1011
<CD34>
1. ショパン:即興曲第4番 嬰ハ短調『幻想即興曲』
2. ダカン:『かっこう』
3. プロコフィエフ:『3つのオレンジへの恋』より「行進曲」
4. ラフマニノフ:前奏曲 嬰ハ短調 Op.3-2
5. メンデルスゾーン:スケルツォ ホ短調 Op.16-2
6. ショパン:夜想曲 第2番 変ホ長調 Op.9-2
7. アルベニス:『セヴィーリャ』
8. ガーシュウィン:プレリュード 第2番
9. ファリャ:『火祭の踊り』
10. ブラームス:ワルツ 第15番 変イ長調 Op.39-15
11. モーツァルト:『トルコ行進曲』
12. シューベルト:楽興の時 第3番 ヘ短調Op.94-3
13. ベートーヴェン:『エリーゼのために』
14. リスト:『小人の踊り』
15. ショパン:『3つのエコセーズ Op.72-3』より第3番
[録音]1966年3月30-31日、ニューヨーク、コロンビア30番街スタジオ
[オリジナル番号]MS 6886
【演奏】
フィルップ・アントルモン(ピアノ)

【フィリップ・アントルモン プロフィール】
1934年6月7日フランスの音楽家の名門に生まれ、8歳でマルグリット・ロン女史に師事。12歳でパリ国立高等音楽院に入学した後、多くのコンクールに入賞を重ね、ロン=ティボー国際音楽コンクールでは最高位と最高月桂冠賞受賞。さらにハリー・コーエン・ピアノ・メダルをイギリス人以外で初めて最年少で授与されるなど、目覚ましいキャリアをスタートさせた。1953年、18歳でニューヨークのカーネギー・ホールでジョリヴェのピアノ協奏曲とリストのピアノ協奏曲 第1番を演奏して大成功を収め、国際的な注目を集めるようになるなどピアニストとして、またこの30年は指揮者としても、国際的なキャリアの頂点を極めている。日本では、1979年録音のサティ・アルバムが空前のサティ・ブームの中でベストセラーを記録したほか、NHKで放映された「スーパーピアノレッスン」でモーツァルト編を担当したことでも知られている。
(ソニー・ミュージック)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年04月24日 00:00