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古都ナポリにまつわる様々な音楽(バロックから前古典派、伝承歌など)を集めたBOXが登場!(10枚組)


[参考音源:「ナポリのことなら、いくらでも話せる。~故郷に帰ってきたアッコルドーネ」/Outhere Music 公式チャンネルより]

ARCANAレーベルならではの充実度!伝承歌と大衆音楽、バロックから前古典派までのナポリBOX

ERATO、ASTREEなどで成功を収めてきた伝説的プロデューサー、ミシェル・ベルンステンが1993年に起こし、創設者の歿後はイタリアに拠点を移して、本格的な音楽学者が企画するレーベルとして歴史を刻んできたARCANAレーベル。

「声の魔術師」マルコ・ビズリーや日本でも熱烈に支持されているエンリーコ・ガッティ、その名パートナーでもあるチェロのガエターノ・ナジッロなど、すぐれた奏者が集う古楽レーベルとしての本分をいかんなく発揮して、古都ナポリに焦点をあてた充実BOXが登場します。

Alphaレーベルの白シリーズやZig-Zag Territoiresなど、現在ARCANAで録音を続けているアーティストが過去に刻んだ名盤も含め、10枚のディスクが多角的に浮き彫りにしてゆくその古都の姿は、古代遺跡や昔年の文化財のかたわら、異教の伝統が根強く息づき、あけすけなまでに地中海的な人々の生活に何気なく歴史が宿っている、まさに「生のままのナポリ」。

音楽を通じての歴史旅行が楽しめるのも、個々のアルバムがリリース当初から高い評価を得ている名盤ばかりだからでしょう。美麗パッケージとあわせ、旅好きな友人への格好のプレゼントにもなりそうです。
(ナクソス・ジャパン)

『「ナポリ」~南イタリア随一の古都、大衆音楽と芸術音楽の交わるところ バロックと伝統歌のはざまで~』
【収録内容】
【DISC 1】(A359)
「アッコルドーネの南イタリア伝統音楽~"悪魔の修道士”と呼ばれた男~」

1.伝承曲:いのちなくして

ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ(1954-):
2.ストルネッロ
3.この胸は恋の楽器になり
4.鳴れよ、ギターよ
5.随唱 I
6.伝承曲:恩寵の聖母

7.セヴェリーノ・コルネティ(1530-1582):きみに差し出そう、この魂を
8.伝承曲:サンニカンドロのタランテラ
9.伝承曲:かわいい天使
10.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:僕の心は
11.伝承曲:ピッツィカ・タレンタータ
12.伝承曲:サンフェディスタ党の行進
13.マウロ・ドゥランテ(1984-):カラータランタ
14.クラウディオ・デ・ヴィットリオ(1959-):薔薇で出来た道
15.伝承曲:モンテヴィルジーネの聖母像に捧ぐ
16.伝承曲:荷馬車ひきの歌
17.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:随唱 II
18.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ:あなたの髪はオリーヴの枝
19.伝承曲:サン・ヴィートのピッツィーカ
20.グイード・モリーニ(1959-):甘いいちじくの君
21.伝承曲:スズメダイの歌
22.ジュゼッペ・デ・ヴィットリオ/グイード・モリーニ編曲:この胸は恋の楽器になり

アッコルドーネ(古楽器使用)
グイード・モリーニ(チェンバロ/音楽監督)
マルコ・ビズリー(歌 ほか)
ピーノ・デ・ヴィットリオ(歌 ほか)ほか
[録音]
2009年10月7-11日、サン・マウリツィオ教区教会、ジニェーゼ、イタリア

【DISC 2】(ALPHA532)
「ナポリのことなら、いくらでも話せる。~故郷に帰ってきたアッコルドーネ」

1.聖人たちのバッロ
2.アンドレーア・ファルコニエーリ(1585-1656):愛しい美しき薔薇
3.伝承曲:牢屋にぶちこめ、パン職人どもを
4.グイード・モリーニ(1959-):窓辺の夜曲
5.伝承曲:チチェレネッラ(ひよこまめの君)
6.作者不詳:つめたい仕打ち
7.グイード・モリーニ:タランテッラ・タパネッラ(田舎風タランテッラ)
8.作者不詳/グイード・モリーニ:マッサニエッロの嘆き
9.アドリアン・ヴィラールト(1490-1562):怠け者の年増女たち
10.ガエターノ・ラティッラ(1711-1788):おまえが好きでたまらない
11.ガエターノ・ラマ(1866-1950):モンテマラーノの聖母に捧ぐ歌
12.ヴィンチェンツォ・ヴァレンテ(1855-1921):あの古き良き日々
13.ルーチオ・ダッラ(1943-2012):カルーゾ(小さな丘)
14.ガエターノ・ラマ(1866-1950):レジネッラ(女王さま気取り)
15.ジュゼッペ・チョッフィ(1901-1976):マッツァとペッツァとピッツォ
16.ピーノ・ダニエーレ(1955-):ナプール(ナポリは・・・)
17.ディアーナ、わが星

アッコルドーネ(古楽器使用)
マルコ・ビズリー(歌)
グイード・モリーニ(チェンバロ、ピアノ、音楽監督) ほか
[録音]
2012年3月5-9日、マルティネーニョ聖母戴冠教会、イタリア

【DISC 3】(Zig Zag Territoires ZZT050302)
「ナポリのチェロ協奏曲」

1-4.ニコラ・フィオレンツァ(?-1764):2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ長調
5-8.ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):チェロ協奏曲 ト長調
9-12.レオナルド・レーオ(1694-1744):チェロ、ヴァイオリン合奏と低音楽器のための協奏曲 イ長調
13-16.ニコラ・フィオレンツァ:チェロ、ヴァイオリン合奏と通奏低音のための協奏曲 イ短調
17-20.ニコロ・サバティーノ(1705頃-1796):チェロ、第1第2ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調

ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ)
キアラ・バンキーニ(ヴァイオリン、指揮)
アンサンブル415
[録音]
2004年5月31日-6月4日、フレーヌ=ル=シャトー教会、フランス

【DISC 4】(Fuga Libera FUG549)
「ニコラ・フィオレンツァ(1700頃-1764):協奏曲とソナタ集」

ニコラ・フィオレンツァ:
1-4.リコーダー、ヴァイオリン合奏、ヴィオレッタ、チェロと通奏低音のための協奏曲 ヘ短調(1728)
5-8.2つのヴァイオリン、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調(1728)
9-12.3つのヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲 イ短調
13-16.チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
17-20.2つのヴァイオリン、ヴィオラ、オブリガート・チェロと通奏低音のための協奏曲 ニ長調
21-24.リコーダー、2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア イ短調(1726)

ステーファノ・デミケーリ(指揮)
ドルチェ&テンペスタ(古楽器使用)
[録音]
2008年9月、プリモ・フェラーリ劇場、サン・マルチェッロ(イタリア南部イェージ近郊)

【DISC 5】(A385)
「ナポリ生まれのバロック・チェロ芸術~ナポリ楽派の独奏曲~」

1-3.ロッコ・グレコ(1650頃-1718以降):2つのヴィオールのためのシンフォニア 第3番 ト長調
4-6.ジュリオ・ルーヴォ(1703-1716に活躍):チェロ・ソナタ ト短調
7.同:タランテッラ-ロマネッラ-タランテッラ
8-11.フランチェスコ・アルボレア(フランシスケッロ)(1691-1739):チェロと通奏低音のためのソナタ ト長調
12-14.同:チェロと通奏低音のためのソナタ ニ長調
15-18.フランチェスコ・スプリアーニ(1678-1753):チェロのためのディミヌツォーネを伴うトッカータ
19-22.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-36):チェロのためのシンフォニア ヘ長調
23-25.サルヴァトーレ・ランゼッティ(1710頃-1780頃):チェロのための小品
26-29.ニコラ・ポルポラ(1686-1768):チェロ・ソナタ ヘ長調
30-32.パスクアーレ・ペリコーリ(18世紀後半):チェロ・ソナタ 第4番 ヘ短調
33-35.サルヴァトーレ・ランゼッティ:ソナタ Op.5-3 ニ長調

ガエターノ・ナジッロ(独奏チェロ)
ミケーレ・バルキ(チェンバロ)
サラ・ベンニーチ(チェロ)
[録音]
2014年11月17-19日、サン・ジョヴァンニ美術館会堂、アスティ、イタリア

【DISC 6】 (A398)
「アレッサンドロ・スカルラッティ(1660-1725):宗教作品集」

アレッサンドロ・スカルラッティ:
1-9.死者のためのミサ曲 (1717頃)
10.サルヴェ・レジナ(元后あわれみの母) (1697頃)
11.ミゼレーレ(神よ、われを憐れみたまえ) (1708)
12-19.マニフィカト(1715以前)

パオロ・ダ・コル(指揮)
オデカトン
[録音]
2015年12月5-8日、クストーディ天使祈祷堂、ルッカ、イタリア

【DISC 7】 (ALPHA009)
「ナポリの聖母マリアのための音楽」

1.詠唱:スターバト・マーテル(悲しみの聖母)
2.作者不詳(ナポリ伝承):タランテッラ
3.モノポリー写本、サントリーロ写本(1715ナポリ):3声のスターバト・マーテル
4-7.フランチェスコ・ドゥランテ:協奏曲 第4番 ホ短調
8.単旋律聖歌(オストゥーニ写本)
9-20.ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(1710-1736):スターバト・マーテル
パトリツィア・ボーヴィ(ソプラノ)
ピーノ・デ・ヴィットリオ(テノール)
ベルナルド・アリエータ(バリトン)
レ・パージュ・エ・レ・シャントル(ヴェルサイユ バロック音楽センター合唱団)
ヴァンサン・デュメストル(テオルボ、バロック・ギター、指揮)
ル・ポエム・アルモニーク(古楽器使用)
[録音]
2000年2月、パリ

【DISC 8】(Fuga Libera FUG526)
「ニコラ・アントニオ・ポルポラ(1686-1768):死者のためのノットゥルノ」

ニコラ・アントニオ・ポルポラ:
1-6.第1のノットゥルノ
7-10.ニコラ・フィオレンツァ(1726-1764に活躍):2つのヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ短調
11-16.第2のノットゥルノ
17-20.ニコラ・フィオレンツァ:独奏チェロ、ヴァイオリンと通奏低音のためのシンフォニア ヘ長調
21-25.第3のノットゥルノ

モニカ・ピッチニーニ(ソプラノ)
ロミーナ・バッソ(アルト)
ステーファノ・デミケーリ(オルガン、チェンバロ、指揮)
声楽アンサンブル"ラ・スタジオーネ・アルモニカ"
ドルチェ&テンペスタ(古楽器使用)

【DISC 9】(Deutsche Harmonia Mundi 88843051022)
「ダヴィデ・ペレス(1711-1778):死者のための朝の祈り」

ダヴィデ:ペレス:
1-3.第1のノットゥルノ
4-6.第2のノットゥルノ
7-9.第3のノットゥルノ

ロベルタ・インヴェルニッツィ(ソプラノ)
サルヴォ・ヴィターレ(バス)
ジュリオ・プランディ(指揮)
ギスリエーリ合唱団・合奏団(古楽器使用)
[録音]
2013年9月9-12日、ギスリエーリ修道院大会堂、パヴィア、イタリア

【DISC 10】 (A437)
「ナポリの古典派 聖週間の嘆きの歌~フェーオから、ふたりのマンナへ~」

1-13.ジャンナーロ・マンナ(1715-1779):聖木曜日のための第3の哀歌
14-17.フランチェスコ・フェオ(1691-1761):独唱カンタータ「内なる火」
18-27.ガエターノ・マンナ(1751-1804):聖木曜日のための第2の哀歌
28.ジャンナーロ・マンナ:グローリア・パトリ(栄光あれ)

シルヴィア・フリガート(ソプラノ)
エマヌエーレ・カルディ(指揮)
タレンティ・ヴルカニーチ(古楽器使用)
[録音]
2015年11月8-11日、ヴェルジーニ伝道教会、ナポリ、イタリア

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ボックスセット(クラシック)

掲載: 2019年08月20日 00:00