マルティン・ヘルムヒェンがマンゼ&ベルリン・ドイツ響とベートーヴェンのピアノ協奏曲第2番&第5番“皇帝”を録音!
[dsoberlin 公式チャンネルより]
ドイツ・ピアノの貴公子と英国古楽界の雄が、ベートーヴェンの大曲で出会う
1982年、ベルリン生まれのヘルムヒェンが、生まれ故郷で録音したベートーヴェンの協奏曲。「皇帝」を含む嬉しい選曲です。
共演は、ヴァイオリニストとして1990年代以降の古楽ブームを牽引した重要人物の一人で、近年は指揮者としてモダン・オーケストラも広く手掛けている英国のマンゼ。オーケストラは地元のベルリン・ドイツ交響楽団となっています。
母国ドイツの音楽をメイン・レパートリーに据えながらも重心は低過ぎず、端正な美しさを引き出す技能に長けたヘルムヒェンと、シャープで伸びやかな表現が魅力であるマンゼとはぴったりとかみ合っており、作品の雄大さを存分に感じさせながらも決して重苦しくなく、瑞々しい魅力にあふれたベートーヴェンを聴かせてくれます。
ロングトーンの切り方やアクセントなどにピリオド解釈の影響も感じられ、これも良いスパイスといえるでしょう。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
ベートーヴェン:
1-3.ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 Op.41
4-6.ピアノ協奏曲 第5番 変ホ長調 Op.73「皇帝」
【演奏】
マルティン・ヘルムヒェン(ピアノ)
アンドルー・マンゼ(指揮)
ベルリン・ドイツ交響楽団
【録音】
2018年10月、テルデックス・スタジオ、ベルリン(1-3)
2019年5月、ベルリン・フィルハーモニー(4-6)
解説:ジャン・スワフォード
[日本語解説付き]
日本語解説:那須田務
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2019年09月10日 00:00