10月7日更新:随時更新!『アビイ・ロード』50周年記念!タワレコのビートルズ好きスタッフが選ぶビートルズ関連作品特集
選盤・コメント/高崎オーパ店:大坪挙
『アビイ・ロード』50周年記念エディション発売を記念して、全国のタワレコのビートルズ好きスタッフが関連作品をご紹介!『アビイ・ロード』の世界を深める一枚やザ・ビートルズ入門にも最適の一枚が見つかるかも?今回は高崎オーパ店:大坪挙氏の選盤、コメントでお届けします!
特にお勧めのアルバムは『アウトバーン 』Kraftwerk
3分間で起承転結させる60'sポップスをビートルズが〈オールディーズ〉にしてしまい、さあ大変。〈4人がやってない事って他に何がある??〉エレキギターの可能性追求(ロック多様化)、第三世界の音楽や他ジャンルとのクロスオーヴァ―(フュージョン)、残るは……完全電子音楽化されたポップス!現代の多様なジャンルは50年前のビートルズと、ここに挙げたアーティストたちのような〈4人に抗う方法論〉の模索、その積み重ねの結果と言っていいのかも。
特にお勧めのアルバムは『アレサ・ライヴ・アット・フィルモア・ウェスト』Aretha Franklin
ソウル、ジャズ、フュージョンものから選盤しましたが、アレサの「エリナ・リグビー」はいつ聴いても破天荒。原曲の反復性のみを抽出しファンク解釈、ライヴに映えます。ビートルズの曲ってグルーヴィーに演りやすい、演りたくなる楽曲構造なんでしょうね。4人の作り出すリズム感覚が突出していたことの証明のようなカバーです。
『オラキュラー・スペクタキュラー』MGMT
一度聴いたら忘れないメロディーで世界中のリスナーを虜に(KIDS)。サイケ時代のビートルズに倣うように未知の音楽への探求心も忘れない(The Youth)。ダンス・ミュージックへの目配せも忘れず、リズム感覚もバツグンときている(Time To Pretend)。タイトルもほら、ヘルター・スケルターみたいだし…と書きながら、改めて聴き直して金字塔だと再確認。初回盤のアナログLPは何があっても手放すまい、と改めて誓うのでした(笑)。
選盤・コメント 高崎オーパ店:大坪挙
50周年を迎えた『アビイ・ロード』に関する印象や思い出
80年代半ばに日産サニーのCMで“オー・ダーリン”を耳にして、〈ビートルズのクセになかなか、シブいんじゃない〉と思った記憶が有ります(当時8歳でしたが・・・)。
The Beatles『アビイ・ロード』50周年記念エディション 9/27(金)発売!
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タグ : Abbey Road 50th
掲載: 2019年10月04日 18:37