Fleetwood Mac（フリートウッド・マック）名盤5タイトルがカラー・ヴァイナルで復刻

全世界での累計アルバム・セールスが1億2,000万枚を超える、最も成功を収めたロック・バンドにして、音楽史に多大なる影響を与え続ける最重要ロック・バンド、フリートウッド・マック。彼らが1975年から1987年の間に発表した伝説的な作品5タイトルが、カラー・ヴァイナルとなって登場！

『FLEETWOOD MAC / ファンタスティック・マック』（1975年作品）

通称「The White Album」としても知られるこのアルバムは、彼らにとってまさに「黄金時代の幕開け」となる重要な作品にして、ロック史に燦然と輝くクラシック・アルバムとして知られる傑作だ。

ミック・フリートウッド（d）、ジョン・マクヴィー（b）そしてクリスティン・マクヴィー（vo, k）というラインナップに、新たにスティーヴィー・ニックス（vo）とリンジー・バッキンガム（g, vo）が加入したことで新生フリートウッド・マックとして生まれ変わった彼らが、1968年のデビュー作に続き、再び自らのバンド名をタイトルに冠したアルバム。クリスティンとリンジー、そしてスティーヴィーの歌声がそれぞれの魅力を持つこの作品は、「リアノン」や「オーヴァー・マイ・ヘッド」「セイ・ユー・ラヴ・ミー」「ランドスライド」といったヒット曲を生み出し、発売後じわじわと売れ続け、発売後一年以上たって全米No. 1を獲得、TOP 100に一年以上チャート・インし続けたアルバムとなった。

全米最高1位 / 全英最高23位 / 全米のみで700万枚を超えるセールスを記録。

【収録曲】
《SIDE A》
01. Monday Morning
02. Warm Ways
03. Blue Letter
04. Rhiannon
05. Over My Head
06. Crystal

《SIDE B》
01. Say You Love Me
02. Landslide
03. World Turning
04. Sugar Daddy
05. I'm So Afraid

『RUMOURS / 噂』（1977年作品）

新生フリートウッド・マックとして大きな成功を収めた前作に続き77年に発表したこのアルバムは、31週にわたり全米No. 1を記録、音楽史上最も売れたアルバムの1枚としても知られる、歴史的名盤だ。

ミック・フリートウッド（dr）、ジョン・マクヴィー（b）、クリスティン・マクヴィー（vo, key）にスティーヴィー・ニックス（vo）、 リンジー・バッキンガム（g, vo）が加わった黄金のラインナップの黄金期が凝縮された作品であり、フリートウッド・マックを語る上でも、そしてすべてのロックを語る上でも、決して欠かすことのできない今作には、彼らにとって初のNo. 1シングルとなった「ドリームス」を筆頭に、「ドント・ストップ」や「ユー・メイク・ラヴィング・ファン」、「オウン・ウェイ」といった名曲が収録されている。

全米最高1位 / 全英最高1位 / 全世界で4,000万枚を超えるセールスを記録 / グラミー賞「アルバム・オブ・ザ・イヤー」受賞

【収録曲】
《SIDE A》
01. Second Hand News
02. Dreams
03. Never Going Back Again
04. Don't Stop
05. Go Your Own Way
06. Songbird

《SIDE B》
01. The Chain
02. You Make Loving Fun
03. I Don't Want to Know
04. Oh Daddy
05. Gold Dust Woman

『TUSK / 牙（タスク）』（1979年作品）

ロック史に残る歴史的名盤『RUMOURS』に続く作品として79年にリリースされたこのアルバムは、フリートウッド・マックというバンドが持つ斬新なアイディアとクリエイティヴィティを溢れんばかりに盛り込んだ2枚組の作品だ。全米チャート最高位4位を記録し、その後9ヶ月弱にわたりチャート・インし続け、全英チャートでは前作に引き続きNo. 1を記録、グラミー賞では「ベスト・アルバム・パッケージ」部門にノミネートを果たした今作には、全米Top 10シングルとなった「タスク」や「セーラ」、そして「シンク・アバウト・ミー」といったファンのお気に入り楽曲などが収録されている。

全米最高4位 / 全英最高１位 / 全世界で400万枚を超えるセールスを記録。

【収録曲】
《SIDE A》
01. Over & Over
02. The Ledge
03. Think About Me
04. Save Me a Place
05. Sara

《SIDE B》
01. What Makes You Think You're the One
02. Storms
03. That's All for Everyone
04. Not That Funny
05. Sisters of the Moon

《SIDE C》
01. Angel
02. That's Enough for Me
03. Brown Eyes
04. Never Make Me Cry
05. I Know I'm Not Wrong

《SIDE C》
01. Honey Hi
02. Beautiful Child
03. Walk a Thin Line
04. Tusk
05. Never Forget

『MIRAGE / ミラージュ』（1982年作品）

実験的な作品となった79年発表の『TUSK』に続き、80年に黄金期のメンバーとしては初となるライヴ・アルバム『LIVE』を間に挟んで82年にリリースされた、バンドとしては通算13作目となるオリジナル・アルバム。よりソフト・ロックなサウンドへとシフトしていった今作は、あの歴史的名盤『RUMOURS』を凌ぐ最高のポップ・アルバムとしても知られている。全米では今作で再びNo. 1の座を獲得し、5週にわたって1位の座をキープ、全英でも最高5位を記録した今作には、全米4位を記録したシングル「ホールド・ミー」を筆頭に、「愛のジプシー」や「ラヴ・イン・ストアー」や「オー・ダイアン」といった名曲が収録されている。

全米最高1位 / 全英最高5位 / 全世界で300万枚を超えるセールスを記録。

【収録曲】
《SIDE A》
01. Love in Store
02. Can't Go Back
03. That's Alright
04. Book of Love
05. Gypsy
06. Only over You

《SIDE B》
01. Empire State
02. Straight Back
03. Hold Me
04. Oh Diane
05. Eyes of the World
06. Wish You Were Here

『TANGO IN THE NIGHT / タンゴ・イン・ザ・ナイト』（1987年作品）

前作発表後、スティーヴィー・ニックスはソロ・アルバムをリリース、リンジー・バッキンガムもソロ・アルバムをリリースするなど、ソロ活動をメインに活動を続けてきた5人のスーパースターたちが再びフリートウッド・マックという名の下に集結し、前作『MIRAGE』より約5年ぶりに発表した通算14作目となる作品が、この『TANGO IN THE NIGHT』だ。”『RUMOURS』の統一性と『TUSK』の魅力的な要素をミックスした作品”とリンジーが語るこのアルバムは、「ビッグ・ラヴ」や「リトル・ライズ」を初めとする全米Top 20シングルを4曲生み出し、全世界で1,500万枚を超えるセールスを記録、バンドにとって2番目に最も成功したアルバムとなった。この作品を最後にリンジー・バッキンガムはバンドを脱退、黄金のラインナップでのアルバムとしては最後の作品となる。

全米最高7位 / 全英最高1位 / 全世界で1,500万枚を超えるセールスを記録。

【収録曲】
《SIDE A》
01. Big Love
02. Seven Wonders
03. Everywhere
04. Caroline
05. Tango in the Night
06. Mystified

《SIDE B》
01. Little Lies
02. Family Man
03. Welcome to the Room... Sara
04. Isn't It Midnight
05. When I See You Again
06. You and I, Pt. II