広島交響楽団、ブレーン、タワーレコード/共同企画~下野竜也&広島交響楽団/ブルックナー:交響曲第5番
広島交響楽団、ブレーン、タワーレコード/共同企画
BRAIN x TOWER RECORDS
広島交響楽団との新企画 第1弾
下野竜也&広島交響楽団/ブルックナー:交響曲第5番
2019.5.24 第390回定期演奏会のライヴ録音
下野&広響が満を持して築いた、渾身のブルックナー!
堂々たるブルックナーである。ここで加速すれば「効果」が得られるだろうと思うようなところでも、そうしない。必要とあらば、むしろ時間をたっぷりかける。作曲家がそこここに挟んだ長い総休止も、あせらず、きっちり取る。金管楽器はしっかりと鳴るが、決して騒がない、喚かない―。(中略)下野&広響も、この第5交響曲という伽藍をあやまたずに築くべく、細心の注意と最大の情熱を注入しているのだと思う。「堂々たるブルックナー」は、その帰結なのだ。 ~解説書より 舩木篤也(音楽評論)
広島交響楽団、ブレーン株式会社、タワーレコードの共同企画としまして、広島交響楽団の音楽監督を務める下野竜也氏との新録音盤をリリースする運びとなりました。今回その記念すべき第1弾としまして、2019年の5月に広島で収録した定期演奏会のライヴ盤を発売いたします。第1弾発売に際し下野氏と広島交響楽団が選んだのが、大曲ブルックナーの交響曲第5番です。下野氏の思い入れの深さと、両者の綿密な準備により築き上げられた渾身の一作は、日本のオーケストラ界に一石を投じるアルバムになりました。ブルックナー・ファンならずとも、全国の幅広い音楽ファンに聴いていただきたい力作です。今回新録音を販売すると共に、今後もタワーレコードは両者を応援していく所存です。
(タワーレコード)
ブルックナー:交響曲第5番(原典版)/下野竜也、広島交響楽団
[OSBR36033 2,273円+税]
下野竜也&広島交響楽団の録音シリーズ第1弾!
満を持して築いた渾身のブルックナー!
2019年5月24日の定期演奏会ライヴが最新で登場。
日本のオケの録音史に一石を投じる名演!
※ 新録音
※ 解説書:下野竜也氏、舩木篤也氏
【収録曲】
アントン・ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調(原典版) WAB.105
【演奏者】
広島交響楽団
下野竜也(指揮)
【録音】
2019.5.24 広島文化学園HBGホール 第390回定期演奏会よりライヴ録音
【原盤】
広島交響楽団
【制作・録音】
Executive Pruducer:Kenji Igata (Hiroshima Symphony Orchestra) 井形 健児(広島交響楽団)
Recording Engineer:Yoshiaki Matsubara (Brain Co.,Ltd.) 松原 嘉昭(ブレーン)
Cover Design:Sachie Kanbara (Brain Co.,Ltd.) 神原 幸江(ブレーン)
<下野 竜也>
広島交響楽団音楽総監督。
1969年鹿児島生まれ。鹿児島大学教育学部音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部附属指揮教室で学ぶ。1996年にはイタリア・シエナのキジアーナ音楽院でオーケストラ指揮のディプロマを取得。1997年大阪フィル初代指揮研究員として、(故)朝比奈隆氏をはじめ数多くの巨匠の下で研鑽を積む。1999年文化庁派遣芸術家在外研修員に選ばれ、ウィーン国立演劇音楽大学に留学、2001年6月まで在籍。
2000年東京国際音楽コンクール<指揮>優勝と齋藤秀雄賞受賞、2001年ブザンソン国際指揮者コンクールの優勝で一躍脚光を浴び、以降、国際的な活動を展開。国内の主要オーケストラに定期的に招かれる一方、海外においても、ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管、ミラノ・ヴェルディ響、ストラスブールフィル、ボルドー管、ロワール管、ウィーン室内管、カンヌPACA管、チェコフィルハーモニー管、シュツットガルト放送響、南西ドイツフィルコンスタンツ、シリコンバレー響など次々と客演を重ねている。
読売日本交響楽団の初代正指揮者(2006年~2016年)を経て、同団首席客演指揮者(2013年~2017年3月)として、10年余りの間にヒンデミットとドヴォルジャークを軸としつつ新作初演まで取り組む意欲的な姿勢とプログラム構成で高い評価を得た。更に2014年4月からは京都市交響楽団の常任客演指揮者に就任し、2017年4月には、同団常任首席客演指揮者に就任。2011年から音楽監督を務める広島ウインドオーケストラとは、吹奏楽の分野に新たな一石を投じる活動で注目を集めている。
これまでに、2002年出光音楽賞、渡邉曉雄音楽基金音楽賞、2006年第17回新日鉄音楽賞・フレッシュアーティスト賞、2007年第6回齋藤秀雄メモリアル基金賞、平成24年度(第63回)芸術選奨文部科学大臣賞、平成25年度第46回MBC賞、2014年度第44回東燃ゼネラル音楽賞奨励賞、平成28年第67回南日本文化賞特別賞などを受賞。
鹿児島市ふるさと大使。おじゃんせ霧島大使。
京都市立芸術大学音楽学部指揮専攻教授、東京音楽大学吹奏楽アカデミー特任教授、東京藝術大学
音楽学部指揮科非常勤講師。太鼓芸能集団「鼓童」ミュージックアドバイザー。
公式ホームページ http://www.tatsuyashimono.com/
<広島交響楽団>
1963年に「広島市民交響楽団」として発足。1970年に名称を「広島交響楽団」とし、1972年のプロ改組以来、国際平和文化都市“広島"を本拠地とする、中国地方を代表するプロオーケストラとして、Music for Peaceをキャッチフレーズに活躍の場を拡げている。2017年より下野竜也が音楽総監督を、クリスティアン・アルミンクが首席客演指揮者を務めている。2004年から2016年まで音楽監督・常任指揮者を務めた秋山和慶は、2017年終身名誉指揮者に就任した。日本各地はもとより、ウィーン、プラハ、フランス、ロシア、韓国、ポーランドなどで海外公演も行うなど、各地で平和と希望のメッセージを発信し続けている。
現在は年10回の定期演奏会、呉・福山・廿日市・島根での地域定期やディスカバリー・シリーズ、「音楽の花束」名曲シリーズをはじめ、県内におけるオーケストラ音楽鑑賞教室、巡回コンサートから各種依頼公演など年間約140回を超える演奏活動を行っている。2015年8月、被爆70年として広島と東京で行われた「平和の夕べ」コンサートでマルタ・アルゲリッチと協演し大成功をおさめた。2019年8月、日本・ポーランド国交樹立100周年として、第15回「ショパンと彼のヨーロッパ」国際音楽祭2019に招かれ、ワルシャワ・フィルハーモニーホールに於いてシンフォニア・バルソヴィアとの合同公演を開催。マルタ・アルゲリッチらのソリストを迎え、下野竜也と秋山和慶の指揮により大成功をおさめた。
2011年4月より公益社団法人としての認定を受け、学生インターン・シップの受け入れや、「P3HIROSHIMA」として地元プロ団体、広島東洋カープ、サンフレッチェ広島とのコラボレーションによる幅広い地域社会貢献活動を行い「音楽の芽プロジェクト」として発信している。
これまでに「広島市政功労賞」「広島文化賞」「広島ホームテレビ文化賞」「地域文化功労者賞(文部大臣表彰)」「第54回中国文化賞」「第17回県民文化奨励賞」「第5回国際交流奨励賞」「文化対話賞(ユネスコ)」「広島市民賞(2013年度)」を受賞。
公式ホームページ http://hirokyo.or.jp
カテゴリ : タワーレコード オリジナル企画 タワー限定 ニューリリース | タグ : ANTON BRUCKNER
掲載: 2019年11月18日 13:00