Cloque.|メジャーファーストアルバム『ネイキッドブルー』発売記念！タワレコスタッフによるコラム「私とCloque.」 第二回

昨年VAPよりメジャーデビューを果たしたCloque.のメジャー1stフルアルバム『ネイキッドブルー』がリリースされます。先行してM3「スピカ」のMVが公開されています。

私が初めてCloque.の音楽を初めて耳にしたのは2016年に放送された音楽番組で「Haul」のMVが紹介された時でした。キャッチーで親しみやすいメロディーに村松利彦(Gt.Vo.)さんの少年のように明るいハイトーンボイスに心掴まれ、1st Mini Album『今日を越えて』をすぐに予約しに行ったことを覚えています。この曲はライブでも必ず歌われるバンドにとっても大事な曲であり、Cloque.の代表曲と言えると思います。

2018年一度活動休止という大きな壁を乗り越え、2019年にVAPから待望のメジャーデビューをしました。メジャーデビュー作『トワイライト』は"朝焼け"という意味を持ち、まさに新しいスタートに相応しい1枚。その中でも私が特に大好きな曲がM5「Gloomy」です。相手のことを考えてしまって会いたいと素直に言えず我慢をしてしまう。好きで好きでたまらない溢れる想いがこの1曲には詰まっています。そしてM1「未来へ」、まさにアルバムの1曲目に相応しい。何度も転んで起き上がってきた彼らが歌うからこそ、今の苦しみもいつか報われると信じて前を向いて生きることができ、そしてCloque.の音楽が糧になっています。何度も聴き直したい、傍に置いておきたい1枚です。

そして3月18日にリリースする『ネイキッドブルー』はバンド初のフルアルバムになっています。配信限定でリリースされていたシングル『モノクローム』から、「モノクローム」「手の鳴る方へ」「同じ速度で」を含む全10曲を収録。初回盤には、昨年の12月12日にバンド史上最大規模で行われた"クローク クアトロ ワンマン"のライブ映像を収録したDVDが付属されます。この日はとにかく最初から最後まで彼らが一番ライブを楽しんでいる姿が、私たちファンに元気を与えてくれました。「ずっとバンドやろうな」と3人が言っていたMCを聞いて、このバンドの新たな夢が叶う瞬間こうしてまた一緒に分かち合いたいと心から思いました。そんな素晴らしい夜が映像として帰ってきます。なので初回盤がとてもオススメですˆˆ

text：タワーレコード川崎店 山西

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